1948年公開の映画 230作品
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昭和三年松竹が野村浩将監督、田中絹代、上原謙主演で製作してヒットした「愛染かつら」の続編で、原作は同じく川口松太郎で現在『婦人世界』誌連載中のものによる。企画は「母(1948)」の中代富士男。脚本は「···もっと見る
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原作は島崎藤村の小説である。この映画化は一昨年東宝で企画され、阿部豊演出、高峰秀子、池部良主演でロケーションまで行われたが、争議のため製作を中止した。今回当時の製作者筈見恒夫のあっせんにより、松竹京都···もっと見る
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「椿姫(1934)」「幻の馬車」のピエール・フレネーが主演する探偵映画で、S・A・ステーマン作の探偵小説を作者と監督のアンリ・ジョルジュ・クルーゾーが共同脚色したもの。クルーゾオは脚色者であった人、撮···もっと見る
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さきに「蜂の巣の子供たち」を製作した清水宏が、松竹における「狐と狸とおかめ」を一時中止してかかった戦後の第二作である。この映画は町と温泉町をつなぐバスの中の物語で、旧作「有難うさん」で実験ずみのオール···もっと見る
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「誰に恋せん」を企画した黒岩健而が当たり、江戸川乱歩の原作を「狸になつた和尚さん」の岡田豊と「死美人事件」の笠原良三の協同脚本、監督は「鉄拳の街」以来の佐伯幸三が一年ぶりの担当、カメラは「誰に恋せん」···もっと見る
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ワインガルトナー賞邦人最初の獲得者早坂文雄の交響曲「虹」完成を機会に、それを主題として製作される。脚本は「天の夕顔」「わが街は緑なり」「生きている画像」の八田尚之。監督は「富士山頂(1948)」につぐ···もっと見る
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企画は「ぜったい愛して」「幸福の限界」の清水龍之介。往年日活映画の「ひばりの佐渡情話」と同じ傾向の浪曲映画で「春爛漫狸祭」「幸福の限界」の木村恵吾が萩原四朗の原作から脚色し演出に当たる。撮影は「幸福の···もっと見る
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製作は「颱風圏の女」(小川記正と協同)の須佐寛。「たそがれの密会」(長瀬喜伴と協同)「オオ!!市民諸君」(斎藤良輔と協同)の津路嘉郎と「処女は真珠の如く」(新藤兼人と協同)の光畑碩郎が協同で脚本を書き···もっと見る
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「たそがれの密会」の陶山鉄の製作「誘惑(1948)」「火の薔薇」「わが生涯のかがやける日」の新藤兼人の脚本を「受胎」の渋谷実が監督する。カメラは「追跡者」「わが生涯のかがやける日」の長岡博之が担当、音···もっと見る
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企画は「狙われた女」「千姫御殿(1948)」の辻久一、「七つの顔」「十三の眼」「二十一の指紋」につぐ片岡千恵蔵の伴内シリーズで、脚本は「にっぽんGメン」「黒雲街道」の比佐芳武、演出は「黒雲街道」につぐ···もっと見る
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「破戒(1948 木下恵介)」につぐ小倉浩一郎の製作。「鐘の鳴る丘 隆太の巻」「結婚狂時代」の斎藤良輔の脚本を「陽気な街」の大曾根辰夫が監督する。カメラは「小判鮫・前篇」「小判鮫・後篇」の伊藤武夫と服···もっと見る
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新東宝とエノケンプロが提供したお笑い歌謡映画。「向う三軒両隣り」と同じく脚本八住利雄「エノケンのホームラン王」の滝村和男が製作を担当し、監督渡辺邦男で撮る撮影は「生きている画像」の河崎喜久三、音楽は服···もっと見る
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1947年暮急死したマーク・ヘリンジャーのUIにおける第4回すなわち最後の作品である。第1は「殺人者」第2は「えらい奴」第3は「暴力」で「暴力」の監督者でモーリス・シュワルツのユダヤ芸術劇場出身のジュ···もっと見る
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「飛び出したお嬢さん」「新婚リーグ戦」に次ぐ斉藤良輔の脚本で、「二連銃の鬼」の佐々木啓祐がメガフォンをとる。カメラは「情炎(1947)」「飛び出したお嬢さん」の長岡博之の担当。「浅草の坊ちやん」「恥か···もっと見る
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「ヘンリー五世(1945)」でピストルの役を演じたロバート・ニュートンが主演する映画で、サイレント時代以来の監督で作品に恐怖・活劇映画の多いローレンス・ハンチントンが自ら書き卸して監督したもの。脚本は···もっと見る
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油運送船サン・デメトリオの遭難および奇せき的帰還の事実を映画化した、ドキュメンタリー・エピックで、マイケル・バルコンが製作した一九四三年作品。監督は「愛の海峡」のチャールズ・フレンドで、F・テニスン・···もっと見る
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「ターザンの凱歌」に次いでソル・レッサー製作、ウィリアム・ティーレ監督、ハリー・J・ワイルド撮影、ジョニー・ワイズミュラー、ジョニー・シェフィールド主演の同じスタッフで作られた1943年作品で、「凱歌···もっと見る
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新演伎プロダクション第一回作品。製作には「或る夜の殿様」の清川峰輔が当たる。脚本は往年「雪之丞変化(1963)」を書いた衣笠貞之助が「女優(1947)」に次いで執筆、これを監督する。「ぼんぼん」「女の···もっと見る
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短篇映画「ゴムマリ」でスタートしたマキノ映画社の「暗黒街の天使」「桜御殿」につぐ三本目の劇映画である。製作、監督は前二作と同じマキノ眞三で、脚本は元日活、大映にいた京都伸生と惠良部香の共同執筆で、演出···もっと見る
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「秘密(1948)」につぐ柳井隆雄の製作で、彼の原作から「長崎物語」(斎藤良輔と共同)の長瀬喜伴が脚本を書き「新婚リーグ戦」(監督)「旅裝」(脚本)「受胎」(台辞)「かくて忍術映画は終わりぬ」(構成)···もっと見る