映画ランキング - 全米映画
(2025/10/3~2025/10/5)

2025年10月6日 発表(毎週火曜更新)
2025年10月3日~2025年10月5日にアメリカで上映された映画の興行収入ランキングはこちら。『Taylor Swift / The Official Release Party of a Showgirl』『ワン・バトル・アフター・アナザー』『The Smashing Machine』などがランクイン!(Box Office Essentials調べ)

  • No.1
    NEW
    Taylor Swift / The Official Release Party of a Showgirl

    Taylor Swift / The Official Release Party of a Showgirl

    公開未定
    -
    0

    週末興収$33,000,000

    累積興収$33,000,000

  • No.2
    1 down

    ワン・バトル・アフター・アナザー

    、162分、アクション
    PG12
    4.0
    2785

    週末興収$11,125,000

    累積興収$42,751,000

    娘がさらわれたことがきっかけに、元革命家として逃げ続ける生活を捨て闘う姿を描くアクション。冴えない元革命家ボブを『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のレオナルド・ディカプリオ、ボブと娘の命を執拗に狙···もっと見る

  • No.3
    NEW
    The Smashing Machine

    The Smashing Machine

    公開未定
    -
    0

    週末興収$6,000,171

    累積興収$6,000,171

  • No.4
    2 down

    週末興収$5,200,000

    累積興収$21,609,000

    ドリームワークス・アニメーション製作の世界中で人気のキッズ向けアニメーションシリーズをはじめて映画化。

  • No.5
    4 down

    死霊館 最後の儀式

    、135分、ホラー
    PG12
    3.7
    1489

    週末興収$4,050,000

    累積興収$167,805,000

    心霊研究家のウォーレン夫妻が実際に体験した怪奇事件を基にしたホラー「死霊館」シリーズの最終章。『THE MONKEY ザ・モンキー』のジェームズ・ワン、ピーター・サフランがプロデューサー、『死霊館のシ···もっと見る

  • No.6
    3 down

    劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来

    、155分、アニメ/アクション/コメディ/ファンタジー
    PG12
    4.7
    30310

    週末興収$3,500,000

    累積興収$124,634,000

    鬼となった妹を人間に戻すため、鬼狩りの組織「鬼殺隊」に入隊した少年の戦いを描く「鬼滅の刃」の劇場版第2弾。3部作の第1章であり、テレビアニメシリーズ、劇場版第1弾に引き続き外崎春雄が監督を、ufota···もっと見る

  • No.7
    NEW

    アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

    、192分、アクション/SF
    4.2
    3263

    週末興収$3,194,000

    累積興収$3,194,000

    神秘な惑星パンドラを舞台に、人類とパンドラの先住民のDNAを組み合わせるアバター・プロジェクトを取り巻く物語を描いた『アバター』の続編。前作から約10年後の物語を、ジェームズ・キャメロンが監督、脚本、···もっと見る

  • No.8
    5 down
    The Strangers - Chapter 2

    The Strangers - Chapter 2

    公開未定
    -
    0

    週末興収$2,800,000

    累積興収$10,692,000

  • No.9
    NEW
    Good Boy

    Good Boy

    公開未定
    -
    0

    週末興収$2,253,000

    累積興収$2,253,000

  • No.10
    NEW
    Kantara A Legend: Chapter 1

    Kantara A Legend: Chapter 1

    公開未定
    -
    0

    週末興収$1,716,840

    累積興収$2,528,845

テイラー・スウィフトの“リリースパーティ”が北米No. 1に!ドウェイン・ジョンソン×A24のタッグ作を完封
テイラー・スウィフトの“リリースパーティ”が北米No. 1に!ドウェイン・ジョンソン×A24のタッグ作を完封
テイラー・スウィフトの“リリースパーティ”が北米No. 1に!ドウェイン・ジョンソン×A24のタッグ作を完封

先週末(10月3日から10月5日まで)の北米興収ランキングは、歌姫テイラー・スウィフトによるプロジェクト『Taylor Swift: The Official Release Party of a Showgirl』が初登場でNo. 1を獲得。一昨年に公開され大ヒットを記録したライブフィルム『テイラー・スウィフト: THE ERAS TOUR』(23)につづいてその絶大な人気を示したわけだが、あくまでも3日間限定のイベント上映。注目作が相次いで伸び悩んでいる秋シーズン興行に風穴を空ける存在とまではならない。
10月3日に発売されたスウィフトの最新アルバム「The Life of a Showgirl」の“リリースパーティ”として製作された本作は、スウィフト自身が監督を務めた「The Fate of Ophelia」のMVや舞台裏映像、リリックビデオなどで構成された、いわばドキュメンタリーでもライブフィルムでもないプロモーション映画。極秘プロジェクトとして進められたもので、告知が出されたのは公開14日前の9月中旬。その時点では北米の他に世界100以上の国と地域で公開されると言われていたが、その一部で上映が見送られたとも報じられている(その理由は不明だが)。 それはさておき、『Taylor Swift: The Official Release Party of a Showgirl』が週末3日間で記録した興収は3406万ドル。これは先述の『テイラー・スウィフト: THE ERAS TOUR』のオープニング興収9322万ドルには到底及ばなかったものの、『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(09)の同2323万ドルや、『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』(11)の同2951万ドルといった人気アーティストのドキュメンタリー/ライブフィルム等を上回る成績を収めている。 このような期間限定のイベント上映作品がトップに輝くのは、6週間前の『K-POPガールズ! デーモン・ハンターズ!』(Netflixにて配信中)のシングアロング版上映に続き今年2回目。同作は例年作品不足が懸念されるサマーシーズン終盤をねらってスケジュールされていたが、本作の場合はアルバムの発売合わせということもあり、多少は運が味方したとも捉えることができよう。あるいは配給元である大手シネコンチェーンのAMCシアターズの戦略と場を読む巧さもあったのかもしれないが。 さて、2位以下に目を向けてみると、前週に首位スタートを飾ったレオナルド・ディカプリオ主演の『ワン・バトル・アフター・アナザー』(日本公開中)は週末3日間で興収1100万ドルと、前週からちょうど半減の成績に。上映館数を減らしていないことを考えると苦戦を強いられていることは否めないが、日曜日の段階でポール・トーマス・アンダーソン作品としては過去最高の北米興収に到達。平日も堅調な成績を収めており、まだじわじわと数字を伸ばしていけそうだ。 一方、ドウェイン・ジョンソンが実在のレスラーを演じたA24作品『The Smashing Machine』は、3345館で公開されオープニング興収600万ドル。これまでのジョンソンの出演作とは規模感が明らかに異なっているが、それでもA24としてはやや高額な製作費(5000万ドルで、同じA24製作であるアリ・アスターの『エディントンへようこそ』の倍だ)ということを踏まえると大苦戦。それでも批評集積サイト「ロッテン・トマト」によれば、批評家からの好意的評価の割合は72%とまずまずなところ。公開前から噂されている、ジョンソンの賞レース初見参への望みはまだ消えたとは言い切れないだろう。 文/久保田 和馬


続きを読む