「メイドインアビス」の大ファン、大友しゅうまがあらすじ漫画を描き下ろし!劇場シリーズ第一部『メイドインアビス 目覚める神秘』への予習はこれでばっちり
人間の業を露わにする「アビス」の恐ろしさが露呈…TVアニメ第2期
ユアワースとなったプルシュカと共に旅を続けることとなったアニメ第2期では、深界六層にある成れ果ての村「イルぶる」を舞台に展開される。イルぶるは、リコたちの時代よりはるか昔にアビス深層を目指した調査隊である「ガンジャ隊」のメンバーが成れ果てとなって暮らしていた。ここでリコたちは、村を滅ぼそうとする“成れ果ての姫”と呼ばれるファプタと出会い、ガンジャ隊のリーダーであるワズキャン(CV: 平田広明)によるおぞましい行為により村が作られたこと、ファプタが生まれた経緯が明かされる。
村を滅ぼそうとするファプタ、村やリコをたち守ろうとするレグ。そこへ危険度★★★★★★のリュウザイがアビスの原生生物を引き連れ襲いかかり、激しいバトルは三つ巴の様相を呈する。この戦いは実にスピーディーかつスリリングで見応えがある一方、凄惨なシーンも多く出てくる。しかしこの戦いのさなか、ファプタはイルぶるの住人の心に触れ自身の価値に気づき、レグはかつてファプタと出会っていたことなど記憶が少し蘇っていく。
ボンドルド然り、倫理観を狂わせ冒険へと駆り立てるアビスと、人間の業の恐ろしさを痛感させられたアニメ第2期。巨大なカメのような形でお人好しのマジカジャ(CV: 後藤ヒロキ)、タコのような触手で食堂を営むムーギィ(CV: 斉藤貴美子)、そしてピンク色でプリッとしたお尻が愛らしいマアアさん(CV: 市ノ瀬加那)など、人間みを残したイルぶるの住民はみんなユーモアにあふれ憎めなさもあるだけに、彼らがたどることになる結末には、余計にやるせない気持ちにさせられる。
最新作『目覚める神秘』はどうなる?次なる冒険の行方に期待が高まる!
『劇場シリーズ【第一部】メイドインアビス 目覚める神秘』では、リコたちは深界七層にあるとされる「枢機の輪」を目指し冒険を進める。
新たなキャラクターとして、黒笛の探窟家クラヴァリ(CV:星野貴紀)、女性探窟家テパステ(CV:諸星すみれ)が登場し、新たな展開が幕を開ける。PVが公開されるやSNSでは、「予告編だけで泣ける」「どんな映像で描かれるか楽しみ」「鳥肌が立った。待ちきれない」など期待に胸を膨らませるコメントが世界中から殺到した。「奈落の底に答えはある!」とは、劇中たびたびリコが口にする言葉。抑えきれない冒険への渇望に押され、リコたちはさらなる謎に挑んでいく。
音楽も話題で、劇伴を担当するKevin Penkinが担当した主題歌「Chain of the Abyss」には、世界中で人気のバーチャルアーティストMori Calliopeがフィーチャリングで参加。Mori Calliopeは、YouTube登録者数265万人、Xフォロワー数155万人、動画総再生数9億超え(10月13日現在)を誇る。大阪・関⻄万博の開会式で歌唱も務めた経験を持ち、昨年は初の海外ソロライブをロサンゼルスのHollywood Palladiumで開催。今年発売された最新アルバム「DISASTERPIECE」はUS Billboard Artist100など海外のチャートにもランクインした。Kevin Penkinによる神秘的なサウンドに重なる、Mori Calliopeのヘヴィでスキルフルなラップ。世界が注目するアニメと世界的バーチャルアーティストのタッグにより、「メイドインアビス」の世界がさらに拡大すること間違いなしだ。
文/榑林史章
