ボディコンにワンレン、ソバージュなどなど!綾瀬はるか、ファーストサマーウイカらが『ファーストボイス』で纏うバブルファッション

ボディコンにワンレン、ソバージュなどなど!綾瀬はるか、ファーストサマーウイカらが『ファーストボイス』で纏うバブルファッション

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女性差別的な表現と女性たちを鼓舞するムーブメントが同時に巻き起こったバブル時代

服やヘアメイク以外にも、映画では興味深いトピックがいくつか紹介される。女性誌が先駆的に「セクハラ実態特集」を組む一方で、男性週刊誌が訴訟を揶揄する記事を掲載して部数を稼いでいる。

少し前の1984年には、タバコ型禁煙グッズ「禁煙パイポ」のCMでスーツの男性が自分の小指を立てて「私はコレで会社をやめました」と呟いて視聴者の笑いをとる。小指は女性のことを指す。これには前段があって、同じCMでその前に登場した2人の男性が「私はこの禁煙パイポでタバコをやめました」と呟いた後なので効果は絶大だった。

“日本初のセクハラ裁判”に着想を得て制作された『ファーストボイス』
“日本初のセクハラ裁判”に着想を得て制作された『ファーストボイス』[c]2026「ファーストボイス」製作委員会

1985年、「私はコレで~」はCM放送の年から始まった流行語大賞で大衆賞に選出される。その4年後の1989年、流行語部門の金賞に選ばれたのが「オバタリアン」、そして新語部門金賞が「セクシャル・ハラスメント(セクハラ)」だった。ちなみに「オバタリアン」は、おばさんとゾンビが人間の脳みそを喰らうホラーコメディ映画『バタリアン』(85)を掛け合わせた造語である。

『ファーストボイス』が描く性差別撤廃への熱い思いはいまも受け継がれている
『ファーストボイス』が描く性差別撤廃への熱い思いはいまも受け継がれている[c]2026「ファーストボイス」製作委員会

今日では許されない女性差別的な表現と、女性たちを鼓舞するムーブメントが同時に巻き起こったのがバブル時代。好景気の泡は脆くも弾け散ったけれど、『ファーストボイス』が描く性差別撤廃への熱い思いは、いまも受け継がれている。


文/清藤秀人

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