御年94歳のジョン・ウィリアムズが『ディスクロージャー・デイ』で指揮棒を振る姿を捉えた貴重映像が公開!
巨匠スティーヴン・スピルバーグの監督最新作『ディスクロージャー・デイ』が10月1日(木)に日本公開を迎える。このたび、スピルバーグ監督が、長年の盟友で映画音楽界のレジェンド、ジョン・ウィリアムズとの仕事に対する想いを語ると共に、94歳を迎えたウィリアムズがオーケストラの指揮を執る貴重な姿を収めた特別映像が解禁された。
現代映画史の頂点を築き上げてきたスピルバーグ。『E.T.』(82)や『A.I.』(01)では監督、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)では製作総指揮など、50年以上にわたり名作の数々を生みだしてきた。そんな数々の金字塔を打ち立て続けてきたスピルバーグと、盟友デヴィッド・コープが再びタッグを組んだ本作。主演を『クワイエット・プレイス』(18)や『オッペンハイマー』(24)のエミリー・ブラントと『チャレンジャーズ』(24)のジョシュ・オコナーが務め、『英国王のスピーチ』(11)でアカデミー賞主演男優賞に輝いたオスカー俳優コリン・ファース、『バッド・シスターズ』(22)のイヴ・ヒューソン、『シンシン/SING SING』(25)のコールマン・ドミンゴらが脇を固める。
解禁された特別映像では、ウィリアムズがオーケストラの指揮を執る緊張感あふれる収録風景を収録。編集を務めたサラ・ブローシャーは「スピルバーグ作品に流れるジョン・ウィリアムズの音楽は格別。心が揺さぶられる」と証言する。プロデューサーのクリスティ・マコスコ・クリーガーも「2人の存在は映画界の宝であり、本作は特別な1本だった」とそれぞれ熱い想いを語っている。
さらに映像内では、スピルバーグ監督自身がオーケストラを前に「私とジョンがいる限り、音楽を作り続けます」と力強く宣言する、胸が熱くなる場面も。スピルバーグは「映画を完成させたご褒美は、ジョンの音楽を聴くこと」と笑顔で語り、深い敬意と音楽への愛情をにじませている。映像の後半では、本編映像と重厚なオーケストレーションが重なり、劇場の音響で体感すべき極上のエンタテインメントであることを強く印象づける。
アカデミー賞ノミネート54回、受賞5回を誇るウィリアムズ。『未知との遭遇』(77)で宇宙人との交信に使用された象徴的な5音の旋律をはじめ、『ジョーズ』(75)や『E.T.』など数々の名曲を生みだし、多くの人の記憶に刻まれてきた。本作は映画音楽から引退していたウィリアムズにスピルバーグが熱烈なオファーをして実現した、記念すべき30回目のタッグとなる。スピルバーグ監督は本作での再会について、「彼は94歳になったけれど、40代の頃と変わらず卓越している。本当に驚異的なことだ」と惜しみないリスペクトを贈る。
また、ウィリアムズの作曲スタイルについて、「カメレオンのようにスタイルを変化させる。変幻自在の作曲家だ。バーナード・ハーマンは天才だが聴けばすぐ彼の曲だと分かる。マックス・スタイナーの曲がすぐに分かるのと同じ。しかし、ジョンの曲は一聴では彼の曲だと分からない。なぜなら監督や作品に寄り添い、初めて観た時の直感で作曲するからだ」と語り、唯一無二の才能を絶賛する。
半世紀以上にわたり映画界を牽引してきたスピルバーグとウィリアムズ。2人が積み重ねてきた歴史と信頼の結晶をぜひ劇場で目撃してほしい。
文/山崎伸子
