純烈・酒井一圭「モナキのリーダーは10年なし!」“モナキ全員”で日本語吹替えに初挑戦した韓国映画『BOSS/ボス』生アフレコイベントで熱弁
映画『BOSS/ボス』(10月23日公開)の生アフレコイベントが8月27日、パンダスタジオ日本橋浜町にて実施され、日本語吹替版の主要キャストを務めたモナキのじん、おヨネ、ケンケン、サカイJr.と純烈の酒井一圭が登場した。
本作は韓国で 244万人を動員し、2025年年間興収第5位を記録する大ヒットを記録。物語の鍵を握るのはギャングのカリスマ・ボスを支え、組織のために抗争を生き抜いてきた3人の男たち。ボスのテス(イ・ソンミン)が不慮の死を遂げ、後継者候補となった3人だったが、本命候補のスンテ(チョ・ウジン)は得意の料理で全国制覇を目指し、やる気ゼロ。対抗馬のガンピョ(チョン・ギョンホ)は社交ダンスに天啓を受けてタンゴダンサーを目指し、興味ゼロ。唯一、やる気満々のパノ(パク・ジファン)は人望ゼロという状況。次期ボスの座を巡る混迷が極まるなか、組織に潜入したものの身元バレバレのダメ警官テギュ(イ・ギュヒョン)も巻き込み、前代未聞の後継者の“譲り合い”合戦を繰り広げるというアクションコメディ作品だ。
ボスのテスの声を担当した酒井は、モナキとの関係性との共通点を挙げ「ボスと仲間たちでご飯を食べるシーンは、ほとんど一緒。『頑張れよ』とか『顔色悪いぞ、大丈夫か?』『スケジュール大変か?』『なんかあったら言うてや』みたいな感じなので」と解説。アフレコは1人で実施したという酒井は「スケジュールが合わなかったので、自分の役に声をあてるという感じでしたが、普通にモナキと会話しているのと同じようなシーンだなと思いながら。おもしろいなと思いながらやっていました」と振り返った。
スンテの声を担当したじんは「いつか絶対やってみたいと思っていたジャンルの一つ」と吹替えの挑戦について触れ、「まさかこのタイミングでやらせてもらえるなんて思っていなかったので」と驚きを隠せない様子。続けて「役者業を離れて5、6年ブランクがあるので、そういった感覚や筋力みたいなものが錆びていないかな?って。多分、錆びついていると思うんですけれど(笑)」と笑い飛ばしたじんは「そういうものを取り戻さなきゃとか焦りや不安もあるのですが、それよりも一番はやってみたかった!というところで、ドキドキワクワクが勝って。楽しくスタジオに足を運ばせていただいております」とよろこびを語った。
ガンピョの声を担当したおヨネは、「私はクールとは程遠いんですよね(笑)」と演じた役とのギャップに触れ、「普段、あっけらかんとしているタイプなので、クールって言うのをどういう風に表現したらいいんだろうと思いました。低めの声で入ることで、凄みが増して聞こえるとアドバイスをいただいたので、そういったアドバイスを受けながら、ガンピョというキャラクターに魂を込めようと頑張っております」と現在も続いているアフレコへの向き合い方を話した。
パノの声を務めたケンケンは「自分とリンクする部分もあって、やっていて楽しいなと思う部分もありつつ。ただ、役者さんの見た目から僕のこの声が出てくるというところに、いまだに慣れないところもあって。(そういった部分は)4人の関係性を含めてというところで出していければいいのかなと考えながら演じてみました」とアプローチについて説明していた。
テギュの声を担当したサカイJr.は「演技を全然やってこなかったので、熱血ながらもかわいらしさがあるようなキャラクターを声として演じることができるのかすごく不安がありました」と振り返ったが、「ただ、僕は声の仕事にすごく憧れがあって。いつかなにかしらの形で声の仕事をしたいと思っていましたし、実は、両親からもいつか声の仕事をやったらいいんじゃないかと言われていたので、その夢が叶ったというとこで、うれしい気持ちでいっぱいです」と満面の笑みを浮かべながら、両親もとてもよろこんでいるとも補足していた。
公開アフレコの出来栄えについて酒井は「感動しました。4人と初めて一緒に(吹き替えが)できたので。こういうふうになるんだと言う感じでした」とうれしそうに語っていた。
イベント後の囲み取材では、現在リーダー不在のモナキのリーダーはいつ決まるのかというテーマでトークが展開。酒井は「向こう10年ぐらいはリーダーなしやと思います」ときっぱり。「やりたそうな人もいるし、私は絶対にやりませんとか、いろいろなタイプがいると思うけれど、リーダーって任命されてしまうと、パフォーマンスができなくなって、まとめなあかんというマインドにすごくなっちゃうような感じがあります。逆にそうじゃなかった人が反発したりして、大変やと思うので、リーダーは作らないほうがいいと思います」と提案。続けて「みんながそれぞれリーダーとしての気持ち、メンバーであるという気持ちさえあれば、そこまでリーダーはいらんのちゃうかな…」という酒井の意見に、モナキが大きく頷く場面も。さらに酒井は「デビュー前からバズってしまったグループなので、あまり大きな負担になるような役職よりも、4人でやりたいように力をあわせて協力しながら、仕事をしていくほうが向いていると思います」とし、「10年後には年功序列で、じんでええんちゃう?」と付け加えると、モナキのメンバーは大笑いしながらも、納得といった感じで笑顔で頷いていた。
取材・文/タナカシノブ
