「絶望のなかで尊厳と希望を見いだす」「今夏一番の劇場体験」IMAXプレミア参加者のコメントでひも解く『ラスト・サバイバー』の感動と心に響く理由
『エイリアン』(79)、『ブレードランナー』(82)などの傑作で映画史を塗り替えてきた巨匠リドリー・スコット。生ける伝説が“史上最高のディストピア小説”と称される世界的ベストセラーを完全映画化した『ラスト・サバイバー』が8月28日(金)にいよいよ日米同時公開される。物語の舞台は2035年、謎のパンデミックによって人類の90%が死滅し、生き残った者の間で略奪と殺し合いが横行する荒廃した世界。愛する妻をはじめ、すべてを失った一人の男が絶望の荒野を離れ、希望を求めて大空へと飛び立とうとする。
そんな注目作の公開に先駆けたIMAXプレミアが行われ、MOVIE WALKER PRESSでは試写会参加者に向けた感想アンケートを実施。そこには「重苦しい映画だと思っていたら、観終わったあとに温かい希望が胸に残った」や「映画館の大画面と音響で観るべき傑作」と絶賛の声が相次いでいた。ひと足先に本作を体験した観客のリアルな感想コメントと共に、劇場でこそ観るべきその理由とポイントを解説する!
「人とのつながりの大切さが胸に刺さりました」パンデミックを経た私たちだからこそ響くリアリティと“希望”の物語
謎の致死性ウイルスによって文明が崩壊した世界。パイロットで操縦に長けたヒッグ(ジェイコブ・エロルディ)は、元軍人のバングリー(ジョシュ・ブローリン)と共同戦線を張り、いつ襲撃されるかわからない危険と隣り合わせの日々を耐え抜いていた。過酷な現実に心が折れそうになるヒッグの理性をつなぎ止めていたのは、愛犬ジャスパーの体温と、亡き妻との美しい思い出だけ。そんなある日、彼が愛用する飛行機の無線から、途切れ途切れの“謎の声”が届く…。
ウイルスが猛威を振るい、人々は分断され、大切なものを失い、孤独を極めている。このような物語の背景は、コロナ禍を経験し、どこか人と人とのつながりが希薄に感じられる現代社会を生きる私たちの心にも深く突き刺さってくるはず。だからこそ、主人公ヒッグらの苦しみにも寄り添うことができ、他人事とは思えない圧倒的なリアリズムと、絶望の先にある「生き直すための希望」に共感したという声が寄せられている。
「奪い合いの恐怖を描くだけでなく、人が絶望のなかでどうやって尊厳と希望を見いだすかを描いた優しく力強い人間ドラマでした」(30代・男性)
「体温検査のシーンは、まさに私たちがコロナ禍で経験したことそのもの。他人事とは思えないリアリティがあります」(40代・女性)
「人々が離ればなれにならざるを得ない環境を描きつつも、私たちは独りでは生きていけないという人とのつながりの大切さが胸に刺さりました」(40代・男性)
「パンデミックによって日常が突然変わる恐怖を経験したからこそ、荒廃した街並みや人の姿が消えた風景がリアルで『もし自分が残されたら』と考えさせられました」(20代・男性)

