『ブルーロック』実写版の凪誠士郎を完全再現!感情の機微までも丁寧に表現して見せた&TEAM・Kと凪の共通項
ビジュアルだけじゃない!凪とKの共通項を探る
そんな“進化を続ける天才”である凪を演じるには、ビジュアルだけでなく、キャラクターそのものをリアルに描きだす力が求められる。その大役に抜擢されたのが、グローバルグループ「&TEAM」のKである。まず目を引くのは、186cm超の長身と均整の取れたスタイル。どこか近寄りがたいクールな雰囲気は、凪が纏う空気感とも重なる。
高校時代は駅伝の強豪校に通い、陸上に打ち込んだというK。サッカーに親しんだ経験があるとも語っており、その運動能力は、実写版『ブルーロック』の見せ場の一つでもある凪のダイナミックなサッカーシーンに大きな説得力をもたらしている。
またKは、幾度ものオーディションやサバイバルオーディション番組に挑み、多くのライバルと競い合いながら25歳にして&TEAMのメンバーとして華々しいデビューを果たした、いわば“遅咲きのアーティスト”。大きな飛躍の舞台を得て、その才能を一気に開花させる姿は、「ブルーロック」で数々のライバルたちとの出会いを経て真のFWとして覚醒していく凪と通じるものがある。
本作で凪は、桁外れの実力者がそろう伍号棟最強チームである「チームV」の一員として、圧倒的な得点力を武器に、潔率いるチームZの前に立ちはだかる。アーティスト業のかたわら練習を重ねたKは、元日本代表の松井大輔のアドバイスをもとに“ボールに毎日触れること”を意識。真摯に凪に、そしてサッカーに向き合い続けたKは、持ち前の身体能力を生かしたプレーはもちろん、潔やライバルたちとの出会いを通して少しずつ変化していく凪の心情まで細やかに描きだしている。感情を宿さない無表情から、徐々に瞳の奥に静かな情熱の炎を灯し始める姿が印象的だ。
そんなKが演じる凪は、制作陣からも絶賛された。プロデューサーの松橋真三は、「凪誠士郎のキャスティングは難しすぎるので、凪誠士郎さんご本人にお願いすることにしました。というくらい、Kさん以外には考えられませんでした」と、凪というキャラクターの再現度を高く評価。さらに「サッカーの格好よさもさることながら、繊細な心の機微まで丁寧に表現されていて、この方に凪を託して本当によかった」と、その表現力にも太鼓判を押している。
ビジュアルだけではない数々の共通項を持つKだからこそ生まれた“実写版、凪誠士郎”。原作屈指の人気キャラクターがスクリーンでどのように覚醒していくのか、ぜひ劇場で見届けてほしい。
文/足立美由紀
