『わたしの知らない子どもたち』役所広司、田中裕子、岡田准一ら新キャストが一挙解禁!登場人物たちの運命が交錯する予告編も
<キャストコメント>
●役所広司(山井甚平役)
「心からこの映画を観てほしいと思います。子どもたちの眼差しをしっかり受け止めてほしい。彼らは、戦争孤児という役を演じるなかで、当時の孤児たちに思いを馳せた瞬間があったに違いない。主人公、琴子をはじめ子どもたちの眼差しが胸に刺さります。日本映画史のなかで、大切な作品が生まれたと思います。この作品に参加された全ての皆さん、お疲れ様でした!そして、おめでとうございます!」
●田中裕子(山井けい役)
「映画『ゆれる』を観て、凄い作品だなぁと思っていました。その西川組に出れるなら、ぜひ出たいと思って参加させていただきました。琴子に会えてよかった」
●岡田准一(菊沢徹役)
「西川監督の作品を心待ちにしていた一人として、この作品には映画としてのおもしろさだけではなく、社会への問いが込められていると感じます。この作品は主人公、琴子を演じた小八重さんを含め、子どもたちが本当にすばらしく魅力にあふれています。大人の責任を考えさせられ、問いがあるこの作品が多くの人の心に残り、語り続けられる作品になってほしいと思います。『火垂るの墓』の後継作はこの作品。いま観るべき作品かと思います」
●吉田羊(鷹間乃生役)
「尊敬する西川監督の作品に参加させていただき、大変光栄に思います。私が演じたのは、主人公琴子が辿り着く戦争孤児救済施設の館長。撮影時は蝉鳴きしきる真夏、クランクインから既に3か月が経っており、現場は朝から、小八重葵美さん演じる琴子が生き抜いてきた先の“今日この瞬間”をクルー全員でじっと見守っている、そんな温かさに満ちていました。一方で、西川監督は大人、子ども、キャリアの区別なく一人ひとりを尊重し、エキストラの子どもたち含め俳優全員に目を届かせておられるのが印象的でした。恥ずかしながらこの作品に関わらせていただいて初めて、戦争孤児について学びました。戦争体験者が年々少なくなるなか、映画もまた、その役割を引き継いでいけるようにと願ってやみません。平和への祈りをこめて、この映画が沢山の方へ届きますように」
●坂東龍汰(諸積京一郎役)
「西川美和監督の作品に触れるたび、その人間をまっすぐ見つめる眼差しと、心を深く揺さぶる物語に何度も感動してきました。西川監督の作品に、諸積という役で参加させていただけたことを心から光栄に思います。諸積は、戦後を生きる戦争孤児たちの現実を目の当たりにし、自分になにができるのかを必死に問い続ける若い新聞記者です。子どもたちの置かれた過酷な状況や、その小さな希望に触れるたび、諸積の正義感や葛藤を自分自身のことのように感じながら、一つひとつの場面に向き合いました。西川監督は、常に作品を真ん中に置き、キャストやスタッフ一人ひとりを深く信頼して現場をつくってくださいました。その空気のなかで、役と誠実に向き合い、自分になにができるのかを考え続けられた時間は、俳優としても大きな財産になりました。この作品は、戦後の物語でありながら、いまを生きる僕たちにも問いを投げかけてくれる映画です。ぜひ劇場の大きなスクリーンで、この作品が持つ熱量や息遣いを受け取っていただけたらうれしいです」
文/鈴木レイヤ
