三位一体のガジェット感!『トイ・ストーリー5』は新キャラ、テック・トリオに注目
ピクサーを代表する人気アニメーションの7年ぶりとなる最新作『トイ・ストーリー5』(公開中)。前作で持ち主ボニー(声:天野叶愛)のもとを離れたウッディ(声:唐沢寿明)と、ジェシー(声:日下由美)やバズ(声:所ジョージ)らおもちゃ仲間との再会はもちろん見どころだが、それだけではない。新キャラクターにも大注目なのだ。8歳になったボニーに与えられた、子ども用のタブレット、リリーパッド(声:広瀬アリス)がアナログなおもちゃたちの脅威となってしまう!
世の親たちは子どもにデジタル機器を与えるタイミングに頭を悩ませるもの。リリーパッドはそんな現代性を反映したキャラクターで、友人のいないボニーを近所の子どもたちとチャットでつなげることもできる。子ども用なのでおもちゃの域を出ないが、それまでボニーに遊んでもらい、絆を築いたと思っていたジェシーにしてみれば、不愉快な存在だ。かくしてアナログのおもちゃたちは抵抗を試みるが、その過程でジェシーは運命のいたずらか、最初の持ち主エミリーが住んでいた牧場に迷い込んでしまう。そこには現在、9歳の女の子ブレイズ(声:白山乃愛)が両親と住んでいた。
ジェシーが思い出の家で出会う3体のテック玩具
本作にはリリーパッド以外にも、テック玩具がいくつか登場する。それはブレイズが幼児の頃に遊んでいたトイレトレーニング用のおもちゃ、スマーティー・パンツ(声:佐野勇斗)や、デジタルマップ機能を持つアトラス(声:松井ケムリ)、そして子ども用デジカメというべきスナッピー(声:井上和)。彼らのキャラクターがこれまたチャーミング!そしてそれらは、ジェシーの運命にとっても重要な存在となっていく。そんな3体のテック玩具について、ここで語ってみよう。
スマーティー・パンツはまだトイレに行けない幼児のための訓練用おもちゃで、ブレイズが最初に触れたテック玩具。充電切れで放置されていたところをジェシーが発見した。少々毒舌家で、口数が多い。青いマジックハンドのようなタッチペン的な存在によって操作される。ジェシーにとって、スマーティー・パンツはブレイズの家を冒険するためのガイドとなるのだ。
その案内によって引き出しから発見されたのが、これまた充電切れ状態のアトラスとスナッピー。カバの形をしたアトラスはGPS機能を備えており、幼い頃のブレイズがどこにいてどう移動したのかを覚えている。一方のスナッピーは幼い頃のブレイズの姿や、彼女が撮った写真を保存している。言い換えれば、アトラスはブレイズの幼かった頃の記録であり、スナッピーは記憶の象徴だ。
この3体に共通しているのは、いずれも成長したブレイズに忘れられてしまっていること。かつて持ち主に捨てられてしまった過去を持ち、いまもまたボニーに忘れられようとしているジェシーには他人事ではない。かくして見捨てられたおもちゃたちは結束し、ある重要なミッションのためにブレイズに接触するという行動を起こす。
