トム・ホランドがついに30歳!『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から10年、2026年はさらに飛躍の年に

トム・ホランドがついに30歳!『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から10年、2026年はさらに飛躍の年に

新スパイダーマン俳優として世界的にブレイク!

そして、2016年にはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に参入。その初登場は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)で、演じたのはアベンジャーズの最年少メンバー、スパイダーマンこと高校生のピーター・パーカーだ。

新スパイダーマン俳優としてブレイク(『スパイダーマン:ホームカミング』)
新スパイダーマン俳優としてブレイク(『スパイダーマン:ホームカミング』)[c]Everett Collection/AFLO

とにもかくにも、新スパイダーマン俳優となったホランドの名は世界的に知られるようになり、『スパイダーマン:ホームカミング』(17)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(19)と同役を演じ続け、押しも押されぬスター俳優に。パンデミックのさなかに公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(21)がホランド版「スパイダーマン」の前2作を大きく上回る全米興収を上げたことは、その証明だ。

MJとついに恋人の関係に(『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』)
MJとついに恋人の関係に(『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』)[c]Everett Collection/AFLO

このほか、『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』(16)、『カオス・ウォーキング』(21)、『アンチャーテッド』(22)とアクションアドベンチャー作品への出演は少なくない。が、ホランドの強みは、単にアクションを演じるだけでなく、キャラクターに確かなドラマを宿らせること。「スパイダーマン」シリーズにしても、作品を追うごとにピーターの成長がはっきりと見て取れた。

男性の感情や思考が視覚化されてしまう惑星が舞台の『カオス・ウォーキング』
男性の感情や思考が視覚化されてしまう惑星が舞台の『カオス・ウォーキング』[c]Everett Collection/AFLO

アクション映画以外では、『エジソンズ・ゲーム』(19)で発明王エジソンの若き右腕にして、のちに電力実業家となる実在の人物サミュエル・インサルに扮している(エジソン役はベネディクト・カンバーバッチ)。アクティブなホランドもよいが、同作における知性的で落ち着いた雰囲気もまた魅力的だ。

発明王エジソンの若き右腕を演じた『エジソンズ・ゲーム』
発明王エジソンの若き右腕を演じた『エジソンズ・ゲーム』[c]Everett Collection/AFLO

これからのトム・ホランドにも期待!

駆け足でホランドの歩みを振り返ってきたが、最後に新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』と『オデュッセイア』で演じる役について触れておきたい。前者は言うまでもなくピーター・パーカー役で、高校から大学へと進学しているようだ。ホメロスの叙事詩に基づく後者では、マット・デイモン演じる古代ギリシャ神話に登場するオデュッセウス王の息子テーレマコス役。いずれもアクション色が強く、また若々しいホランドの個性が映える作品となることは間違いない。

愛する人たちを救うため、つらい決断をするピーター(『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』)
愛する人たちを救うため、つらい決断をするピーター(『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』)[c]Everett Collection/AFLO


169cmという身長は欧米の俳優にしては小柄だが、映画の世界でここまで成し遂げてきたことはとてつもなく大きい。今後のホランドの大仕事に注目を!

文/相馬学

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