2006年はシネコン開館ラッシュ!開業20年、いまも愛され続ける映画館たちと映画業界の“あの頃”を振り返ろう

2006年はシネコン開館ラッシュ!開業20年、いまも愛され続ける映画館たちと映画業界の“あの頃”を振り返ろう

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地元を愛し、地元に愛される「TOHOシネマズ はません」

2006年3月11日に熊本市内にオープンした「TOHOシネマズ はません」
2006年3月11日に熊本市内にオープンした「TOHOシネマズ はません」

2006年3月11日に熊本市内にオープンしたのが「TOHOシネマズ はません」。 地元では常に渋滞している道路として知られている“浜線バイパス”こと国道266号線と、“東バイパス”こと国道57号線が交差する場所に位置する大型商業施設「ゆめタウンはません」内にある同劇場。熊本市の新市街にあった熊本東宝プラザ3・4(旧熊本東宝会館)と入れ替わるように開業した、市内2軒目の本格的シネコンだ。

全9スクリーンで総座席数は1583席(車椅子用スペース18席を含む)。これらがワンフロアに収まるほどの広大な敷地が特徴のひとつであり、劇場担当者は「ロビーが広いのはもちろんのこと、シアター内の座席もゆったり座れる幅の広いワイドシートを全スクリーンで採用しています。リラックスした状態で映画を楽しんでいただけるのが魅力です」とアピールする。また、館内の床に敷かれている絨毯は熊本の名産であるイ草をイメージしたデザイン。見方によっては立体的に見えるとか見えないとか…と劇場スタッフたちの間でも話題になっているそうなので、地元愛にあふれ、地元民からも愛される劇場として親しまれる「TOHOシネマズ はません」を訪れて、確かめてみてはいかがだろうか?

“新しい街”に生まれた、地元密着型の「TOHOシネマズ 八千代緑が丘」

都心から直通で行ける「TOHOシネマズ 八千代緑が丘」
都心から直通で行ける「TOHOシネマズ 八千代緑が丘」

都心を走る東京メトロ東西線からも乗り入れしている東葉高速鉄道の八千代緑が丘駅から直結した「公園都市プラザ」内に2006年3月17日にオープンしたのが「TOHOシネマズ 八千代緑が丘」。1996年に東葉高速鉄道が開業するのにあわせて整備された八千代緑が丘の街は、都市機能と自然環境の両面を携えた美しい街並みが特徴であり、特に子育て世代から人気を集める住宅地として知られている。

そんな場所に「この街にシネマライフの幕が開く」のキャッチコピーと共に開業した同劇場。「地域のエンタテインメント拠点としての役割を担っています」と劇場担当者が語るように、街ができたばかりのころは商業施設も少なく、映画を観るためには船橋や津田沼、都内まで出かけるのが当たり前だったのだとか。「それまでは遠出して楽しむものだった映画が、TOHOシネマズのオープンによって買い物や食事のついでに立ち寄ることができる身近な娯楽へと変わっていきました」と、地域の人々の生活をより豊かにしただけでなく、ほかの地域から映画を観に訪れる人も増え、街全体が活性化するきっかけに。

全10スクリーンで総座席数は1908席(車椅子用スペース19席を含む)。劇場の推しポイントとして担当者が挙げるのは「駅直結の利便性」と「上質な映画体験」、そして東葉高速鉄道との連携サービス“東葉シネマチケット”を利用した「お得なサービス」。なかでも、2000年代にオープンしたTOHOシネマズの特徴ともいえる全席リクライニングシート&専用サイドテーブル付きの「プレミアスクリーン」が現役で残っている全国でも数少ない劇場のひとつであり、「ゆったりとくつろぎながら映画鑑賞をお楽しみいただけるため、いつもより少し特別な時間を過ごしたい方にもおすすめです」とスタッフもアピール。映画館好きなら一度は足を運んでみてほしい。

IMAXレーザー導入ほやほや!巨大モールの大劇場「TOHOシネマズ モレラ岐阜」

TOHOシネマズ屈指の綜座席数を誇る「TOHOシネマズ モレラ岐阜」
TOHOシネマズ屈指の綜座席数を誇る「TOHOシネマズ モレラ岐阜」

岐阜県本巣市に2006年4月27日にオープンした「TOHOシネマズ モレラ岐阜」は、全12スクリーンで総座席数2447席(車椅子用スペース25席を含む)というTOHOシネマズ屈指の大劇場。敷地面積18.5万平方キロメートル、店舗数約240を誇る日本最大級のショッピングモールで、最寄り駅の名称にもなっている「モレラ岐阜」のグランドオープンと共に開業。モールのオープン時には、8日間で約58万人(本巣市の人口は当時約3万5000人)が訪れる大盛況となったのだとか。

「長年、地域の産業を支えてきた旧都築紡績糸貫工場の跡地が巨大ショッピングモールとして生まれ変わり、その中心に映画館ができたことは、地域の文化的転換点になりました」と劇場担当者は語る。隣接する山県市や北方町、大野町にはかつて映画館が点在していたが、いずれも1970年代までに閉館。同市内にあった別のシネコンも、2011年に閉館を迎えている。「単なる娯楽施設ではなく、かつて映画館が消えた地域にふたたび映画文化を根付かせた場所として、地域の生活・思い出・家族の時間を豊かにする役割を担い続けています」。

そんな同劇場の最大の推しポイントは、やはり今年3月に導入したばかりのIMAXレーザー。「都市部に匹敵する高品質な映像体験を、本巣市で楽しんでいただけるようになりました」。また、全シアターのすべての座席に前後110センチメートルの空間が設けられており、幅60cmのハイバックシートも導入。「長時間の鑑賞でも疲れにくいゆったり設計です。体を包み込んでくれる安定感があり、隣席との距離感も適度。IMAXレーザー導入後は前方の視界がより開き、姿勢を崩さずに没入できたと多くのお客様から喜びの声が寄せられています」。

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