「オスカー候補ティミーの演じっぷりを全身で感じて」「“最低で最高”ってこういうことか!!」…A24最大のヒット作『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』が巻き起こす熱狂をひも解く

コラム

「オスカー候補ティミーの演じっぷりを全身で感じて」「“最低で最高”ってこういうことか!!」…A24最大のヒット作『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』が巻き起こす熱狂をひも解く

全世界興収1.47億ドル(約220億円)というA24最大のヒットを記録し、第98回アカデミー賞でも作品賞、監督賞、主演男優賞など9部門にノミネートされている『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』が3月13日(金)よりいよいよ公開!日本でも先日、主演のティモシー・シャラメ、ジョシュ・サフディ監督が来日したジャパンプレミアが開催されるなど大きな話題を集めている。公開に先駆けて実施された試写会では、「これまでのティモシーのイメージが覆された!」「アドレナリンが止まらない!」といった映画ファンの興奮の声が殺到した。なにがここまで観客を熱狂させるのか?実施中の感想投稿キャンペーンに寄せられた印象的なコメントをピックアップしながら、その魅力を紹介したい。

「マーティ・マウザーは映画史上最高のキャラクター」…野心とハッタリ、そして“一発逆転”のサクセスストーリーに興奮!

舞台は1952年のニューヨーク。叔父が経営する靴屋のセールスマンをしているマーティ・マウザー(シャラメ)には野望があった。それは卓球の世界チャンピオンになって人生一発逆転をねらうこと。イギリスで開催される世界選手権に出場するため店の金を強奪し、単身イギリスに乗り込んだマーティ。口八丁手八丁な性格とは裏腹に卓球の実力は本物で、力強いプレーと軽い身のこなしで順調に勝ち進む。一方、女性関係にもだらしない彼は引退したかつての名女優ケイ・ストーン(グウィネス・パルトロウ)を口説こうと接近し、彼女の夫で大富豪のミルトン・ロックウェル(ケビン・オレアリー)にも自身の試合を観に来るよう強引に勧誘する。

嘘つきで自己中だけど卓球の腕前だけはピカイチのマーティ・マウザー
嘘つきで自己中だけど卓球の腕前だけはピカイチのマーティ・マウザー[c] 2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.

そして迎えた決勝戦。自身の優勝を信じて疑わないマーティの前に思わぬ強敵が。日本からやって来た無名選手、コウト・エンドウ(川口功人)に手も足も出なかったマーティは惨敗し、「イカサマだ!」と必死に抗議するも受け入れてもらえない。失意のまま、アメリカに帰国するがさらなる災難が。叔父に強盗罪で訴えられ、不倫関係にあった幼なじみのレイチェル(オデッサ・アザイオン)には妊娠を告げられてしまう。とにかくいまのマーティに必要なのは、金。様々な方法で金策に奔走するがことごとく失敗。さらに命も落としかねない状況に直面する…。はたして、マーティの運命はどうなる!?

不倫関係にあった幼なじみのレイチェルがマーティの子を妊娠
不倫関係にあった幼なじみのレイチェルがマーティの子を妊娠[c] 2025 ITTF Rights LLC. All Rights Reserved.

卓球の世界チャンピオンにあと一歩で手が届きそうな状況から一転、人生のどん底に突き落とされるマーティ。しかし、彼には悲壮感がまったくなく、周囲に迷惑をかけることなどお構いなしで夢に向かって突き進んでいく。その姿はとにかくクズで最低。だけど、日本で開催される次の世界選手権に出場し、宿敵エンドウへのリベンジを誓う信念は本物であり、「デタラメ男が見せた本気の勝負にアガった、燃えた」と気づけば応援したくなってしまう。そんな人間臭いドラマに数多くの共感の声が寄せられていた。


「“世界をつかもうとする”卓球パートは疾走感みなぎる。周囲を巻き込み、事態がカオスになる活気ある展開にハラハラさせられた」
「自分勝手だけど、ひたすら自身を信頼し、夢に突き進むマーティ・マウザーは映画史上最高のキャラクター!」
「夢への貪欲さや人生を謳歌するために、我が道をゆくマーティの底なしのクソっぷりになぜか惹きつけられる」
「自己中で女たらしがすぎるし、最低なのに夢を叶えるためにはどんなことでもしようとする泥臭さが最高。私自身、まだ夢を追ってる途中だから余計響いた」
「目的のために人も人の金も使い倒し、爆走するクズ男!わりとずっとクズ!それが最高!!」