ユンホ「キラキラした20代も」チャンミン「アーティストとしてやるべきことをやってきた」東方神起 20th Anniversary Film『IDENTITY』公開記念舞台挨拶で思い出を語り笑顔!
映画『東方神起 20th Anniversary Film『IDENTITY』』(公開中)の公開記念舞台挨拶が3月4日、新宿バルト9にて開催され、東方神起のユンホ、チャンミンが登壇した。
2025年に日本デビュー20周年を迎えた東方神起。本作は、2011年の再始動以降、2011年のアルバム『TONE』発売から2025年開催の20th Anniversary LIVE TOUR 『ZONE』にかけて、新たに編集されたドキュメンタリーとLIVEパフォーマンス映像、さらにこの映画のために収録したユンホとチャンミンのインタビューで構成されたもの。「泣けた」「感動した」「この映画を観て泣かないなんてできない!」といった熱い感想がすでにたくさん届いているという。
「グッと来ますよね」と感想を伝えたユンホは、「日本でこういう舞台挨拶をするのは初めてなので、ちょっと緊張しています」と会場を隅々まで見渡す。「20代のキラキラした時も収めている映画」と紹介したユンホは、映画を観て「改めて”東方神起”という名前をいろいろな方が守ってきてくださったことを感じた瞬間がありました」と感動があったと明かす。映画はまだ観ていないというチャンミンは「アーティストとして歩んできた道を撮って、その映像が映画という形になることが新鮮でうれしいこと」とニッコリ。「映画として観てくれるファンの皆さんに感謝の気持ちはありつつ、ちょっぴり恥ずかしいところもあります」と照れたチャンミンは「アーティストとしてやるべきことをやってきただけ。それが皆さんの心に響くということは、うれしいけれど、ちょっと照れくさい。でも、観てみたいと思います!」と宣言し大きな拍手を浴びていた。
本作には東方神起にとってのターニングポイントが収められている。「再始動して『TONE』のアルバムを出す時は、正直怖かった」と振り返ったユンホ。当時は「20代だったからカッコつけて『大丈夫!』なんて言ってたけれど、本当は2人で大丈夫かなという不安もありました」と心境を伝えたユンホは「待ってくださった皆さんに、再始動でどんな面をみせたらいいのか、悩みがありました。ワクワクよりも正直、怖かったと思います」としみじみ。ツアーでは「僕たちを待ってくださっている姿をありのまま見えて、すごく良かったと思います。ただ、当時はそれを感じる余裕は、実はなかったです」と苦笑いしたユンホは、「『TONE』のアルバム、ツアーがあったからこそ、その後の道ができた。すごくありがたいアルバムであり、ステージでした」といまの想いを言葉にしていた。
「アーティストとして時計が止まっている時期があって。その時計が改めて動き出す再始動にはワクワクした」と振り返ったチャンミンは、「とにかく全力で前に向かって走り出したいと思って準備をした記憶があります」と語る。「アーティストとして歌えないのは、命を失うようなもの」とたとえたチャンミンが「ゲームでボーナスとして命をもらうみたいな気持ちでした」と話し笑いを誘いつつ、「もちろん、ゲームみたいな軽い気持ちではないです。あの時のうれしさは忘れられません」と力を込めていた。
4月25日(土)、26日(日)には海外アーティストとしては最多となる3度目の日産スタジアム公演「東方神起 20thAnniversary LIVE IN NISSAN STADIUM ~RED OCEAN~」が控えている東方神起。初めて日産スタジアムに立つ前は「どれだけのステージなのかを知らなかったから、正直、実感はなかった」と振り返ったチャンミンは「実際に立ってみると、自分の瞳の中にこんなにたくさんの人が入るチャンスってあるのかなって。本当にすごい数。みんなが僕たちを観にきてくださっている。ちょっと調子に乗るような気持ちもあって(笑)」と笑わせたあと、「心臓の動き、足の揺れの感覚、いまだに覚えている。一生忘れられない。アーティストとして生きていて一番、俺は幸せなヤツだなって思いました」と語り、再び大きな拍手を浴びていた。
「東京ドームでのライブに憧れていたので、それで十分という気持ちもありました」と話したユンホは、日産スタジアム公演も行うことについて「東方神起ってすごいなって思ったし、僕もちょっと調子にのる気持ちがありました」と茶目っ気たっぷり微笑む。「すごくたくさん愛されて、大きいステージに立てることはありがたいけれど、僕は一歩一歩踏み出すことが大事だと思っているタイプ。思ったよりも早く(大きいステージに立つことを)叶えてしまった」と自身の気持ちと盛り上がりのスピードに少しギャップがあったという。「ステージからはみんなの顔が見えない。(ステージが広すぎて)距離が遠くて(笑)」と笑わせ、演出も凝っていてステージに登場するまでの距離も「長かった」と語り、爆笑を誘いつつも「頑張った記憶が残っている」と明かしていた。
イベントでは日本デビュー20周年にかけて「20年間誰にも言っていない秘密」と「これからデビューしたいこと」をフリップで発表するコーナーも。「20年間誰にも言っていない秘密」について、ユンホは「MCで僕が話すと『かわいいー!』って言われる。かわいいじゃないよって嫌がった雰囲気を出してきたけれど、実は最初に言われた時から、うれしくて」と告白すると、会場のあちこちから「かわいいー!」の声が。照れながらもうれしそうな表情を見せたユンホは「でも、ステージの上ではカッコつけているので、遠慮して」とお願いするも、会場では「かわいいー!」の声がしばらくの間、響き渡っていた。チャンミンは「いつかスペイン語を習ってみたい」と話し「ずっと思ってるし、何年か後も同じことを言ってるかも!」と吹き出しながら「スペイン語は魅力的ですよね」と微笑む。さらに「これからデビューしたいこと」もチャンミンは「スペイン語」回答。ユンホは「監督デビュー」と答え「短編でもいいから撮ってみたい。いろいろなことを勉強しているけれど、思ったよりも時間がかかるかも…」とすでに、やってみたいことに向かって動き出していると笑顔で明かしていた。
取材・文/タナカシノブ
