黒沢清監督初の時代劇『黒牢城』第三弾キャストに演劇界、映画界、歌舞伎界から実力派キャスト8名が集結!
<コメント>
●近藤芳正(中西新八郎役)
「優しさと怖さ、品のよさ。諦めない強さと迷い。負けない心と他者を認め許す懐の深さ、そして決して偉ぶらない姿勢。監督から感じたそのすべてが、この映画に息づいています。まさに監督そのものが映しだされた、人間ドラマです」
●矢柴俊博(池田和泉役)
「ふたたび黒沢組に参加出来ると知り大変光栄に思いました(光栄という言葉がふさわしいと感じます)。古典的名作に共通するクラシカルさがあり、エンタテインメントとしてのスリリングさもある。そして黒沢作品ならではの『歪み』もある。いままでにない質感の時代劇になるのではないかと胸が躍りました。この作品の圧倒的な余韻をきっとお楽しみいただけると思います。」
●木原勝利(野村丹後役)
「私に演出する黒沢監督は、あえて明確な言葉は使いませんでした。答えに導くのではなく私から出たものを活かしてくださっているのだと気づいたとき、これが憧れの黒沢組か!と胸躍りました。その黒沢監督初の時代劇にしてミステリー。楽しみなところしかありません。どうぞ劇場でお楽しみください」
●河内大和(伊丹一郎左衛門役)
「黒沢清監督作品には初参加、しかも時代劇!出演のお話をいただいたとき、あまりの嬉しさに時間が止まりました。僕の演じる一郎佐は、本木さん演じる殿の側に常に仕える役。その時間そのものが役作りとなる、俳優としてこのうえない贅沢な経験でした。現場には澄んだ黒い靄のような空気が漂い、不思議な美しさに包まれていました。その気配が、スクリーンを通して皆さまに届くことを願っています。ぜひ劇場で体感してください!」
●吉岡睦雄(森可兵衛役)
「風通しがよく穏やかでありながら、ピアノ線が張り詰められたかのような心地よい緊張感のある現場。黒沢清監督の作品に再び参加できる喜び。脚本を読んだだけでは想像もしなかったアイデアが黒沢さんの口から発せられ、阿吽の呼吸のように永田さんが美しい照明を作りだし、佐々木さんのキャメラがそれらを的確に捉えていく。痺れました。映画『黒牢城』どうぞお楽しみください」
●上川周作(寺男役)
「荒木村重という人物の動乱のなかで激しく揺れ動く心の機微に、脚本の段階から強く引きこまれました。僕が演じた寺男もまた、村重と真正面から対峙し、言葉を交わす役どころです。一歩間違えれば命を落としかねない極限状態。どうすれば自分の言葉を信じてもらえるのか、撮影現場では僕自身も息が詰まるような緊張感のなかにいました。そのヒリヒリとした空気感をぜひ劇場で体感していただけたら嬉しいです」
●前田旺志郎(栗山善助役)
「すばらしいスタッフと、すばらしい俳優部が揃ったこの作品に参加できること、本当に幸せに思います。現場はとても雰囲気がよく、和やかでありながらどこか緊張感があって、僕自身すごくいい精神状態で撮影に臨む事が出来ました。1シーンではありますが、作品にとって大切な1ピースになれたのではと願っております」
●坂東新悟(織田信長役)
「私は普段、歌舞伎の女方をしておりますので織田信長役に決まった時はとても驚いたと共に不安な気持ちがありました。しかし黒沢監督とのお話のなかで『性別は関係ないので大丈夫』とのお言葉をいただき、自分でもふっきれて楽しく撮影に臨むことができました。作品の面白さや世界観に少しでも貢献できていれば幸いです」
文/サンクレイオ翼
