『パリに咲くエトワール』2人の少女がパリを駆けるエモーショナルな長尺予告

『パリに咲くエトワール』2人の少女がパリを駆けるエモーショナルな長尺予告

當真あみが主演を務める長編アニメーション『パリに咲くエトワール』(3月13日公開)から長尺予告が到着した。

【写真を見る】エッフェル塔は言わずと知れたパリのランドマーク
【写真を見る】エッフェル塔は言わずと知れたパリのランドマーク[c]「パリに咲くエトワール」製作委員会

本作は『ONE PIECE FILM RED』(22)や「コードギアス 反逆のルルーシュ」を手掛けた監督の谷口悟朗と『崖の上のポニョ』(08)、『魔女の宅急便』(89)など多くのスタジオジブリ作品のキャラクターデザインや原画をつとめた近藤勝也が初めてタッグを組んだオリジナル劇場アニメーション。20世紀初頭、異国の地パリへと渡った画家を夢見る少女フジコ(声:當真)。そして、ナギナタの名手でありながら、心の奥にバレエへの憧れを秘める千鶴(声:嵐莉菜)。産業から芸術まで多彩な文化が花開いた、20世紀初頭“ベル・エポック”の中心地パリを舞台に、互いに支え合いながらまっすぐに夢を追いかける2人の少女の姿を活写する。

このたび解禁されたのは長尺の予告編には、パリが文化的に花開いた20世紀初頭、日本から来た画家を目指すフジコ、そしてバレリーナを目指す千鶴が、異国の地で夢を追う煌めきと葛藤を主軸としながら、二人の少女を支える周囲の人々の姿が描かれている。

横浜での出会いから時を経て、フランスのパリで再会したフジコと千鶴。画家になりたいという夢に邁進するフジコと対照的に、ナギナタの名家の跡取りに生まれた千鶴はバレリーナへの夢へなかなか一歩が踏みだせない。そこへ厳しくも温かく手を差し伸べたのは作曲家を目指すパリの音楽院生ルスラン(声:早乙女太一)と母でロシアの元バレリーナだったオルガ(声:門脇麦)。オルガは千鶴にバレエのレッスンをつける。

しかし花の都パリにも戦争の足音が忍び寄る。「どうして日本に帰ってこない?」と駐仏外交官、矢島(声:津田健次郎)から告げられる実家からの再三の帰国要請、叔父である若林(声:尾上松也)の「絵だけじゃ食っていけないだろ?」という言葉、「東洋人の私はバレリーナにはなれないんでしょうか」と千鶴が思い詰めるほどの周囲からの視線、オルガの「夢は残酷でもある。惨めな思いをしたいの?」という現実を突きつける言葉…。それでも「生活は大変かもしれないけど、ここではみんな自由に生きてる」、「私、やりたいことがあるって素敵だと思うの!」というフジコのブレない姿勢が、千鶴の「あきらめられないの、踊りたいの!」という渇望が、エモーショナルに胸にせまる仕上がりとなっている。「悔いだけは残さないで、自分に負けないで!」と締めくくるフジコの言葉は、緑黄色社会が歌う主題歌「風に乗る」と相まって、爽やかに、そして力強く、観る者を鼓舞する。

予告内でもフジコと千鶴が駆け抜けるパリの街。フランスをはじめとするヨーロッパには、ナポレオン時代からの古い街並みがいまも存在していて、本作の舞台となった場所も現存している。

エッフェル塔(パリ7区)は、1889年完成の言わずと知れたパリのランドマーク。パリ万博の目玉として建造された。隣にはシャン・ド・マルス公園が隣接し、豊かな緑でパリ市民や観光客の憩いの場所ともなっている。

パリ最大の広場として知られるコンコルド広場
パリ最大の広場として知られるコンコルド広場[c]「パリに咲くエトワール」製作委員会

コンコルド広場(パリ8区)は、中央にそびえる石柱が印象的なパリ最大の広場。セーヌ川の右岸に位置する。千鶴がナギナタの実力を見せる場所であり、フジコと千鶴の再会の場所としても劇中で描かれる。

花の都の象徴として知られるのがオペラ・ガルニエ
花の都の象徴として知られるのがオペラ・ガルニエ[c]「パリに咲くエトワール」製作委員会

フランス文化の砦であり、花の都の象徴として知られるのがオペラ・ガルニエ(パリ9区)。1979名を収容するバレエの聖地で、1875年に完成したネオ・バロック様式の劇場だ。中央ホールにある大理石の大階段やシャガールの描いた丸天井など、豪華で美しい内装も必見。また、オペラ座図書館、博物館もあり、これまでに上演されたすべての演目の楽譜やダンスや音楽に関する資料が収められている。千鶴の憧れの場所でもある。

サクレ・クール寺院は白亜のドームが印象的な寺院
サクレ・クール寺院は白亜のドームが印象的な寺院[c]「パリに咲くエトワール」製作委員会

モンマルトルの丘の頂上に位置するサクレ・クール寺院(パリ18区)は、白亜のドームが印象的な寺院。入り口前の階段はパリを見下ろす絶景ポイント。フジコたちも階段に腰かけている。

パサージュ・ジュフロワは19世紀から営業を続けるアーケード付き商店街
パサージュ・ジュフロワは19世紀から営業を続けるアーケード付き商店街[c]「パリに咲くエトワール」製作委員会

パサージュ・ジュフロワ(パリ9区)は、モンマルトル大通りの19世紀から営業を続けるアーケード付き商店街。オペラ座からは15分ほど。曲がり角や階段がある、他のパサージュにはない不思議な作りをしている。一番人気はグレヴァン蝋人形館で、ここでは1900年に開催されたパリ万博で展示された「鏡の宮殿」が再現されている。劇中若林がこのパサージュの中に店を構え、フジコがここを疾走する姿も。


異国の地で夢を追う少女たちの姿を美しい映像で描く本作。予告編や本編のなかで忠実に再現されたパリの街並みにも注目してみよう!

文/サンクレイオ翼

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