萩原利久&古川琴音W主演『花緑青が明ける日に』声優初挑戦の舞台裏を捉えた特別映像
日本画家としての活動を軸に、新海誠監督や片渕須直監督など名だたる監督のアニメーション作品に参加し、CMやミュージックビデオなどジャンルを超えて様々な創作活動を行ってきた四宮義俊が自身のオリジナル脚本で描く初の長編アニメーション映画『花緑青が明ける日に』が3月6日(金)より公開となる。このたび、本作のアフレコメイキング特別映像が解禁となった。
物語の舞台は、創業330年の花火工場、帯刀煙火店。再開発による立ち退きの期限が迫るなか、幻の花火<シュハリ>とそこで育った若者たちの未来をめぐる2日間が展開する。声優初挑戦となる若手実力派俳優の萩原利久と古川琴音がW主演を務め、等身大かつ瑞々しい演技で命を吹き込む。
このたび、萩原と古川のアフレコメイキング特別映像が解禁となった。本作で声優初挑戦をはたした2人。アフレコ直後に撮影したインタビュー映像では数々の映画やドラマに出演し、若手俳優を代表する存在である2人が、“声だけで表現する芝居”の難しさについて語る。萩原は「(実写の撮影とは)必要とするスキルが違って、本当に難しかった」と振り返り、「いつまで経っても手応えがない」と不安を抱えながらのアフレコでは、監督の「OK!」の言葉を信じて最後まで走り切ったと明かす。
一方の古川は「本当に“もどかしいな”という気持ち」と語り、「いつもお芝居をする時は、全身を使っていたんだな」と声だけでの表現に挑戦したことで、改めて気づいた感覚を言葉にする。声だけの芝居の難しさに直面した2人だが「掛けあいになった途端全然違った」とも明かす。萩原と古川が横に並んで声を収録した、敬太郎とカオルが4年ぶりに再会するシーンのアフレコ映像も公開。四宮監督からのディレクションを受け、不安げな表情を浮かべながらも、それぞれの道を選んだ幼なじみ同士の、言葉にならない距離感と空気感を見事に表現していく様子が映しだされている。アフレコを終え、古川は「実際に隣に萩原さんがいて、呼吸を合わせられたということが楽しかった」と語り、1人ではたどり着けなかった表現が、2人だからこそ生まれた瞬間を振り返る。
キャスティングについて四宮監督は「萩原さんの声は透明感もあるし、セリフが少ないキャラクターでありながらスッと心に入ってくる落ち着いた感じがあって少年のようなあどけなさも表現できるのではないか」と思い、起用に至ったと話す。また、古川について四宮監督は「カオルは叫んだり、怒ったり、モノローグで囁いたりと硬軟織り交ぜたキャラクター」であるとし、「ハッキリとした個性と実在感が必要だと思っていた」と明かす。
失われた時間と、失われゆく居場所、途切れかけた絆。それを取り戻すように、ぶつかり合いながら奮闘する幼なじみ二人の一夏の青春を、ぜひ劇場で堪能してほしい。
文/鈴木レイヤ
