愛と呪いは紙一重…酒井善三×大森時生が放つ新感覚ホラー『遺愛』公開決定!主演は山下リオ
酒井善三監督、大森時生(テレビ東京)企画プロデュースで、恐怖や呪いを新たな視点かつ斬新な解釈で描くホラー映画『遺愛』が、6月に全国公開されることが決定。あわせて30秒の特報映像と海外版ポスタービジュアルが解禁された。
すでにオランダ・ロッテルダム国際映画祭でのプレミア上映やポルトガル・ポルト国際映画祭をはじめ各国際映画祭での出品が決定し、早くも海外を中心に高い評価を得ている本作。父の死を機に実家へ戻り、母の介護を始めた佳奈は、母との時間を取り戻すかのように献身的に介護をする。ところが、しだいに周囲で起こる異変に、違和感を覚え…。慈愛に満ちた介護のはずが、2人は徐々に不穏さと違和感が混在したような、ただならぬ恐怖に飲み込まれていく。
主人公の藤井佳奈を演じるのは、数々のドラマや映画、そして舞台といろいろなフィールドで活躍する俳優、山下リオ。山下といえば、2025年に単館を中心に約1年におよぶ異例のロングランヒットを記録した『雪子 a.k.a.』での魂を削るような熱演が記憶に新しい。本作では母の介護を通じ、パラノイア的な恐怖に苛まれていく役柄を、文字どおり「憑依」されたかのような狂演で体現する。
そして、この愛と呪いの物語を生み出したのが酒井監督と大森だ。酒井監督は映画『カウンセラー』(21)で2021年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて、短編映画では初のSKIPシティアワード受賞という快挙を達成。全国の劇場で公開されるなどカルト的人気を博し、黒沢清監督も注目する新進気鋭の監督である。大森は「イシナガキクエを探しています」、「UFO山」などをはじめとしたフェイクドキュメンタリーシリーズ「TXQ FICTION」などの制作や、「行方不明展」、「恐怖心展」といった展覧会イベントを手掛けるなど、テレビの枠を超えた注目の若手プロデューサーで、今回初めて劇場映画を手掛ける。
これまでも2人は「このテープもってないですか?」、「SIX HACK」などでタッグを組んできたが、2024年には動画プラットフォームで配信された新感覚BLドラマ「フィクショナル」がSNSを中心に大きな話題となり、都内劇場にて限定公開されるなど、異例の反響を呼んだ。
これまでに様々な恐怖を描いてきた酒井と大森のタッグが放つ、新たな視点で描かれる現代的恐怖映画に期待が高まる。
