『ランニング・マン』も楽しみないまこそ愛でたい!サブゼロ、バズソー…名前だけかっこいい『バトルランナー』のポンコツハンターたち
自分までも燃やし尽くす炎の魔術師“ファイアーボール”
かろうじでウィリアムを殺しただけというへっぽこストーカーたちのなかで、第4の男として登場するのが、火炎放射器をぶっ放しながら客前に現れ、ジェットパックで飛び去っていくクールな登場が目を引く“ファイアーボール”(ジム・ブラウン)。
耐火スーツを着ているのか、燃え盛る炎のなかも知らん顔で歩くなど、これまでのストーカーたちとは異なる貫禄を放つファイアーボールは、自分が行っていたある秘密を知ってしまったアンバーを殺そうと躍起に。
しかしベンによって背負った火炎放射器の管を引き抜かれてガスが止まらなくなると「火を貸そうか?」という捨て台詞と共に、発煙筒を投げ込まれ、あっけなく大爆殺されてしまった。
ベアナックルが殺しの信条、引退した伝説の男“キャプテン・フリーダム”
そして最後の敵として立ちはだかるのが、中継にちょくちょく登場し、番組を盛り上げようと頑張っていた“キャプテン・フリーダム”(ジェシー・ベンチュラ)。その正体は過去に10勝をあげた伝説的なストーカーであり、番組がグダグダになってしまったデーモンの奥の手として登場する。
いとも簡単にアンバーを捻り殺すと、ベンとも死闘を繰り広げ、最後はリングの壁についたトゲトゲに押し付けて串刺しに…。というのは、番組を成立させたいテレビ局によるCG映像であり、キャプテン・フリーダムは用意されたヘンテコなパワードスーツに「素手で殺すのが俺の信条だ」とブチギレ、出演を拒否。謎のスポーツマンシップに縛られた、フリーダム感ゼロの男だった。
名前やギミックはかっこいいが、どいつもこいつも見かけ倒しばっかりの愛おしきポンコツたち。『ランニング・マン』では、どんな敵が登場するのか期待しながら、『バトルランナー』を観直してはいかがだろうか?
文/サンクレイオ翼
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