「アバター」シリーズに極悪同盟が誕生!?魔性の女、ヴァランの“とんでもヴィランぶり”がすごすぎる!
ヴァランの活躍は続く第4作、第5作でもある?
ヴァランに注目したい理由はほかにもある。「アバター」シリーズはこの後、4作目、5作目が製作される予定となっている。本作を観た方なら容易に想像できると思うが、どうやらヴァランはこの後もジェイクらの難敵となりそうな気配。ナヴィのなかでも随一の身体能力を誇り、炎を自在に操り、カリスマ性にも富んでいる、そんなヴァランが、パンドラをどうかき乱していくのか?本作を観れば、この先を予想しただけでワクワクが止まらなくなる!
ヴァランに扮したのは喜劇のレジェンド、チャールズ・チャップリンの孫、ウーナ・チャップリン。『007/慰めの報酬』(08)や「ゲーム・オブ・スローンズ」への端役出演を経て、このVFX大作でギラギラの悪役ぶりを見せつける。喜劇王の孫とはいえ、本作における彼女は笑ってよいキャラクターには見えない。ヴァランが登場するや、そこに緊張が走る。その怪演だけでもすごいと思わせるものがある。
俗に、悪役が強ければ強いほど物語はおもしろくなると言われているが、ヴァランはそれを証明した格好のサンプルだ。ジェイクはこの手ごわい異端の戦士に、どう立ち向かうのか?一筋縄ではいかないこの敵から、家族を守ることができるのか?彼の家族は苦しんで苦しんで苦しんでなお、エイワ信仰を貫けるのか?とにもかくにも、「アバター」第3作はドラマチックなうねりを見せるシリーズの重要作だ。これは見逃せない。いますぐパンドラへ飛べ!
文/相馬学
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