マイケル・キートン&ジェームズ・マースデンが撮影の裏側を明かす『殺し屋のプロット』特別映像
<各界著名人コメント>
●ISO(ライター)
「冷徹なヒットマンの哀愁に満ちた終活ノワール。もちろん善人の物語ではない。だが急速に記憶を失いゆく中、殺しではなく負の連鎖を断ち切るための仕事に挑むマイケル・キートンの姿が思わぬ共感を呼ぶ。まさかこれほど心揺さぶるドラマがあろうとは」
●王谷晶(作家)
「消えていく記憶の中ですべきことをする、プロフェッショナルの激渋クライムサスペンス。でも渋いだけでなく、マイケル・キートンやアル・パチーノのかわいげや茶目っ気も光る、いいおじさん映画です」
●加藤よしき(ライター)
「終活ノワールの傑作登場!実力派俳優たちが紡ぐのは、まさに殺し屋流星群。クールなキートンが、キュートなパチーノが、時代錯誤な男のロマンすら魅力的に映しだす。心の本棚にビッグコミックが並ぶ人を狙い撃ち!」
●斉藤博昭(映画ライター)
「プロとしてこなしてきた仕事ができなくなる『切実さ』。その切実さは、やがて究極の『カッコよさ』に変わる。ありえない喜びを、本作は奇跡のように実現した。監督と役者の両面で、この奇跡をなしとげたマイケル・キートン。ラストの表情は文字どおり、神がかりである」
●竹中直人(俳優、映画監督)
「マイケル・キートンの演出に打ちのめされた!静かにシンプル。しかし、なんと力強い映画だろう。どんどん世界に引き込まれてゆく。俳優一人一人のお芝居がとてもすばらしい!そして、想像を超える見事なエンディング!すごい映画を観てしまった…!心と身体が体感する映画だ!」
●南波克行(映画批評家)
「いまや社会問題となった認知症の宣告。進行する病に抗い、息子のために仕組む完全犯罪のプロット。それは失った家族の絆を取り戻し、自分が生きた証をも刻まんとする。失われゆく記憶の中で実行する、愛と知力にあふれた彼の策略は、人間の尊厳をも呼び起こす。必見の感動作!」
●深町秋生(ミステリ作家)
「絶望的な孤独と土壇場な状況、容赦なく迫る病。いくつもの窮地に囲まれながらも、感情を殺して困難なミッションに挑むキートンの幽玄な佇まいが渋い。殺し屋のカーテンコールを静かに見守るパチーノとの絆にも酔わされた。静謐で格調高い幕引きのノワールだ」
●茂木健一郎(脳科学者)
「残された時間のありったけで、愛する者を救おうとするマイケル・キートンの企みに感動。アル・パチーノとの競演の贅沢なたたずまいの中に、私は人生の『真実』を見た。独創的な脚本で、すべての映画愛好者必見の一本!」
●吉田広明(映画評論家)
「認知症により自分が自分でなくなる精神の死を宿命づけられた男。そこに息子の犯罪の後始末という難題が降りかかる。自分の人生に落とし前をつけながら、息子を救うことはできるのか。男の引き際。そのダンディズム。マイケル・キートンは、ノワールに老いという新たなテーマを拓いた」
文/鈴木レイヤ
