パンダを愛でるジャッキー・チェンの喜怒哀楽!『パンダプラン』場面写真
『ライド・オン』(23)、『ベストキッド:レジェンズ』(25)、『シャドウズ・エッジ』(25)と、令和も映画出演が続く世界的アクションレジェンド、ジャッキー・チェン主演映画最新作『パンダプラン』が2026年1月23日(金)より公開となる。このたび、チェンの喜怒哀楽が詰まった新規場面写真が一挙解禁となった。
本作でチェンが演じるのは、なんと“ジャッキー・チェン本人”。長いキャリアのなかでも、主演作で自分自身を演じるのは史上初となる。赤ちゃんパンダのフーフーの里親となるため、動物園に招かれたチェン。ところが、彼の目の前でフーフーが、国際的な犯罪組織に誘拐されてしまう。かわいいフーフー救出のためチェンは、想像を超えたいろいろなトラブルに立ち向かっていく。はたしてチェンはフーフーを助けだせるのか?
本作は中国で2024年10月に公開され、公開からわずか1日と15時間で、興行収入6000万元(約13.67億円)を達成し、2024年中国映画界で「予想外のスリーパーヒット」として大きな話題を呼んだ。日本では、公開の発表以来、SNSで「ユーモアや家族愛のある“ゆるジャッキー”も大好き!」、「パンダとの笑いあり涙ありの展開に期待!」といった熱いコメントが続々と寄せられている。
本作はチェン映画史上初の、「チェンがチェンを演じる」という挑戦作だが、とりわけ、パンダとのふれ合いシーンは、チェン本人が演じる新鮮さと温かさが漂い、ファンから注目を集めている。今回解禁された場面写真では、赤ちゃんパンダ、フーフーの里親となるチェンがフーフーと初対面をする貴重なカットが解禁。子どものような無邪気な表情でパンダを愛でるチェンの笑顔は必見だ。劇中では、献身的なパンダの飼育員スー(シー・ツェ)とチェンのマネージャーのデイビット(ウェイ・シャン)とともに国際的な犯罪組織からフーフーを守るため協力していく。そんな3人の驚愕の表情も確認できる。
犯罪組織との対峙のなかでも、チェン映画特有のコメディ要素もちりばめられている本作。ほかにも、チェンとパンダのフーフーを収めたカットが多数解禁された。頬をケガしながらもフーフーを胸に抱く真剣な表情、犯罪組織を前に決めるカンフーアクション、ヒロインのスーに優しく語りかけるカットなど、チェンの多彩な魅力が凝縮されている。
71歳を迎えてもなお進化を続けるチェン。場面写真からは「生きる伝説」の息遣いを感じる緊張感あふれる表情やスタントにこだわる姿勢も際立つ。ユーモア、優しさ、強さと、そのすべてが1作品に共存する『パンダプラン』は、チェンのキャリアの集大成といえる内容となっているので、ぜひ期待していただきたい。
文/山崎伸子
