ダーレン・アロノフスキー最新作はNYが舞台のクライムアクション!『コート・スティーリング』緊急公開決定

ダーレン・アロノフスキー最新作はNYが舞台のクライムアクション!『コート・スティーリング』緊急公開決定

オースティン・バトラーが主演を務めるダーレン・アロノフスキーが監督最新作『コート・スティーリング』が、2026年1月9日(金)より公開されることが決定。あわせて日本版予告とポスターが到着した。

本作は『ブラック・スワン』(10)や『ザ・ホエール』(22)などの作品で知られ、アカデミー賞の常連としてもおなじみのアロノフスキーが監督を務めるクライムアクション。物語の舞台は1998年、ニューヨーク。主人公はメジャーリーグのドラフト候補になるほど将来有望だったものの、運命のいたずらによって夢破れた若者ハンク(バトラー)。彼はバーテンダーとして働きながら、恋人のイヴォンヌ(ゾーイ・クラヴィッツ)と平和に暮らしていた。しかしある日、変わり者の隣人ラス(マット・スミス)から突然ネコの世話を頼まれる。親切心から引き受けたのもつかの間、街中のマフィアたちが代わるがわる彼の家へ殴り込んでは暴力に任せて脅迫してくる悪夢の日々が始まった。やがてハンクは、自身が裏社会の大金絡みの事件に巻き込まれてしまったことを知るが、時すでに遅し。警察に助けを求めながら戦々恐々と逃げ続けていた彼の身に悲劇が起こる。理不尽な人生にブチギレたハンクは、一念発起して自分を巻き込んだ隣人やマフィアたちにリベンジすることを決意する。

タイトルの“コート・スティーリング”は盗塁失敗を指す野球用語。そこから転じて「チャンスを掴もうとして失敗すること」を意味している。メジャーリーガーの夢に挫折し、いまはいち野球ファンとなった若者ハンクを演じるバトラーは、『エルヴィス』(22)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、以降も『デューン 砂の惑星PART2』(24)や来月公開の『エディントンへようこそ』など話題作への参加が続く若手No.1スターの一人。共演には、恋人イヴォンヌ役のクラヴィッツや隣人ラス役のスミスに加えて、ハンクを手助けする刑事役にレジーナ・キング、ハンクを目の敵にするマフィアたちをリーヴ・シュレイバー、ヴィンセント・ドノフリオが演じるほか、2026年NFLスーパーボウルのハーフタイムショーへの出演も決まっている歌手のバッド・バニーがベニート・マルティネス・オカシオ名義でキャストに名を連ねている。


SNSで話題を集めた、ソニー・ピクチャーズ主催の“謎試写”の正体がついに明らかになった『コート・スティーリング』。二転三転するストーリーの中で躍動する豪華キャスト陣の熱演は要チェックだ!

文/スズキヒロシ

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