アイルランドのゴシック超常サスペンスホラー映画『視える』不穏な冒頭映像&絶賛コメント
アイルランド発のゴシック超常サスペンスホラー映画『視える』が11月7日(金)より公開となる。このたび冒頭映像が解禁。あわせて“オカルト”を愛する著名人たちからの絶賛コメントも到着した。
2024年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でプレミア上映され、ミッドナイターズ部門観客賞を受賞した本作。アイルランドの新鋭ダミアン・マッカーシー監督がメガホンをとり、低予算ながらも長編2作目にして高い評価を獲得した。物語の主人公は、盲目の霊能力者。彼女は、ゴーレムのように不気味な木製マネキンを通じて、殺された双子の姉の死の真相に迫っていく。罪の償いをテーマに据え、「目に見えない恐怖」を描くスタイルは、アリ・アスター監督の『へレディタリー/継承』(18)を想起させるとの声も。キャストには、グウィリム・リー、キャロリン・ブラッケンが出演するほか、『ボヘミアン・ラプソディ』(18)でブライアン・メイを好演したグウィリム・リーが、ダニーの元夫であるテッド役として出演し、本作で重要なキーパーソンを担う。
解禁された本作の冒頭映像映像は、静まり返った田舎の風景から幕を開ける。やがてカメラは、本作の舞台となる古びた屋敷へ。部屋の改装を進める1人の女性の姿が映しだされる。作業を終えた彼女が屋敷内を歩き回ると、1階には人を感知して自動で撮影を行うカメラが設置されている。場面が変わり、屋外の階段に腰かける男性の前に、白衣姿の人物が現れ「こんなところでなにをしている?中に戻れ」と冷たく命じる。男性はその言葉に従い、静かに建物へと戻っていく。やがて映しだされるのは、覆面をつけた男性の背中、そしてなにかに取り憑かれたような、異様な気配を放つ姿。平穏な空気の中に不穏さがじわりとにじみ出す、戦慄の幕開けを告げる冒頭映像となっている。
そして、ホラー映画や呪物など“オカルト”を愛する著名人たちから、本作への絶賛コメントが到着。作家で怪談師の川奈まり子をはじめ、「暗く悪しく美しいカルチャー」を紹介するYouTuber、好事家ジェネ、多数の呪物を持ち、多くのメディアでも注目を集める田中俊行、同じく呪物コレクターであり、YouTubeチャンネル「都市ボーイズ」としても活動するはやせやすひろ、そしてホラー映画に造詣の深い映画ライター山崎圭司ら計5名がコメントを寄せた。
