渋谷事変前日に榎木淳弥、櫻井孝宏ら「呪術廻戦」豪華キャスト陣が渋谷に集結!88分の劇場版は「興奮しっぱなし」と太鼓判

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渋谷事変前日に榎木淳弥、櫻井孝宏ら「呪術廻戦」豪華キャスト陣が渋谷に集結!88分の劇場版は「興奮しっぱなし」と太鼓判

劇場版 呪術廻戦 「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』(11月7日公開)の公開を記念して10月30日、TOHOシネマズ 渋谷で「『渋谷事変』直前イベント with TikTok」が行われ、榎木淳弥(虎杖悠仁役)、瀬戸麻沙美(釘崎野薔薇役)、櫻井孝宏(夏油傑役)、浪川大輔(脹相役)、島崎信長(真人役)が出席した。

豪華キャストたちが一堂に会した「『渋谷事変』直前イベント with TikTok」
豪華キャストたちが一堂に会した「『渋谷事変』直前イベント with TikTok」

「週刊少年ジャンプ」にて2018年3月より連載され、シリーズ累計発行部数1億部(デジタル版含む)を突破した大人気コミック「呪術廻戦」。本作は、TVアニメ「呪術廻戦」シリーズ第2期後半「渋谷事変」の特別編集版と、その続編で2026年1月に放送がスタートするTVアニメ第3期「死滅回游 前編」の第1、2話を劇場公開するもの。

「呪術廻戦THEATER」へと変貌!
「呪術廻戦THEATER」へと変貌!

劇中で「渋谷事変」が起こる10月31日の前日、「渋谷事変」の舞台となる渋谷に豪華キャストが集結したスペシャルな機会となったこの日。シアターにも特別な装飾が施され、「呪術廻戦THEATER」へと変貌。虎杖悠仁、乙骨憂太をはじめ、五条悟、両面宿儺、「死滅回游」で本格的に登場する禪院直哉など全12種のキャラクターが描かれた座席カバーがランダムに設置され、観客をお出迎えした。キャスト陣も会場を見渡して、「すごいですね!」と興奮しきり。瀬戸や櫻井が、観客が自分の好みのキャラクターの座席に座れたか気にするなか、島崎は「真人の席の人、ごめんね!」と気遣うなど、賑やかな雰囲気でイベントがスタートした。

虎杖悠仁役の榎木淳弥
虎杖悠仁役の榎木淳弥

公開を1週間後に控え、榎木は「皆さんの期待をあおりに、あおっていきたい」とにっこり。瀬戸が「明日は、『呪術廻戦』ファンにとってはすごく大事な日。しかもこの場所ということで、私も参加させてもらってよかったなと思っています」と語ると、櫻井も「渋谷で、こういうタイミングで、皆さんとこの場を共有できて本当にうれしいです」と渋谷での開催に喜びをにじませた。浪川は「脹相としてこういうステージに立たせてもらうというのは、本当にやっと来たという感じ」と満を持しての登壇。一方、島崎は「多分、私はそろそろ…。皆さんの前にあと何回、真人として立てるのかがわからない。残りの一回、一回を大事にしたい」と意気込みを口にしていた。

夏油傑役の櫻井孝宏と、脹相役の浪川大輔
夏油傑役の櫻井孝宏と、脹相役の浪川大輔

「渋谷事変」のオンエアから、2年以上の月日が経過した。「ええ!2年!?」と驚いたキャスト陣だが、榎木は「物語上では会ったことがなかったので、ようやく櫻井さんと会えたなという感じがあった。こいつが夏油か!と」と切り出しつつ、「真人とはすごい激戦を繰り広げて。めちゃめちゃすごい芝居を、信長くんがしていて。涙を流し、よだれを流し。最後の追い詰められ方は、本当にそれくらいだった」と島崎の熱演を回想。「汗も涙も、いろいろな水分を出しながら」と続けると、島崎は「お互いにテストをやって、『なにかもう一個ほしい』と首をかしげた時に、榎木くんが『この話数は、会話が少ないからだ』と。少しでも受け渡しをできるようにしようと言って、目を合わせて録ろうという話になった。いろいろな水分を、榎木くんが引き出してくれた」と目を見ながら演じたことで、あらゆる感情が湧き出てきたと感謝を伝えていた。

釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美と真人役の島崎信長
釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美と真人役の島崎信長

さらに島崎は、壮絶な展開がありながらも「瀬戸ちゃんはしっかりと入り込んでいたけれど、僕がそれを気にせず、普通に話しかけてしまった」と苦笑い。「気さくな方なので」と笑った瀬戸は、「でもそのおかげで出たものもあると思います。戦っている相手だし、渋谷事変では虎杖の忘れられないセリフもあったりするので、あそこは何回かテイクをやらせてもらったり。原作を読んでもすごく大切なシーンだと思ったので、いろいろな可能性を持って現場に行ったなというのを覚えています」と振り返った。加えて島崎は「『呪術廻戦』の現場ですごく覚えているのは、浪川さんと櫻井さんと3人で、健康診断の話をしたこと」と語り、会場も大笑い。楽しいトークを繰り広げるメンバーを見て、浪川は「マイク前の熱量と普段が全然違うので、声優さんってすごいなと思う」と素直な感想を吐露していた。

撮影スポットも!
撮影スポットも!

そしてステージでは、『劇場版 呪術廻戦 「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』の上映時間が初解禁となった。「渋谷事変」の激闘は42分の特別編集版として、映画館用の映像と音響にリミックスされて仕上げられた。そこに続く物語として「死滅回游」の1、2話が収められて合計で88分の上映になるという。榎木は「ダイジェスト感はない。全部がおいしい部分をいただけるような感じになっているので、ずっと興奮しっぱなしで88分、観続けられるんじゃないかと思います」「すごい出来になっている」とクオリティをアピール。「虎杖は、88分ずっとつらいです。でも脹相お兄ちゃんがいるので」と笑顔を見せた。瀬戸は「『渋谷事変』をアニメで観ていた時の心の苦しさが、そのまま。むしろグッとなったことで濃度が増している」、櫻井も「ストレートに届く。映画館で観る時は音響も大事ですが、今回の音響は5.1chサラウンドになっていて。すごい映像を、すごい音響環境で観ていただけるのは本当にうれしい」と力強くコメント。「ぜひ渋谷で観ていただきたい」と聖地での鑑賞をオススメした。

浪川は「『呪術廻戦』は、バトルシーンがすごい。映画館で観ると、それを浴びられる。『死滅回游』は新キャラも出てくる」とプッシュすると、周囲は新キャストについて「言いたいけれど言えない」という雰囲気になりながら、櫻井は「『…ですよね!』となった」、島崎は「これ、いま、聴こえてきたのはあの人の声じゃない!?やっぱり!となった」と新キャラのキャストに高揚感をあふれさせていた。本作における虎杖と乙骨のバトルシーンがサプライズ公開するひと幕もあり、会場も大盛り上がり。最後には虎杖、五条、乙骨の着ぐるみも登場。島崎は五条の着ぐるみとハイタッチをし、肩を組みながら「やったー!」と心を躍らせて会場の笑いを誘っていた。


【写真を見る】島崎信長、五条悟と肩を組んで大喜び!
【写真を見る】島崎信長、五条悟と肩を組んで大喜び!

なおTOHOシネマズ渋谷(スクリーン5)は、11月7日(金)より2週間限定で、本作専用のスクリーン「呪術廻戦THEATER」としてオープン。シートジャック展開のほか、2階を中心に「呪術廻戦」の特別な装飾が施され、さらにキャラクターが集合したフォトパネルでの撮影も期間限定で楽しめるという。

※島崎信長の「崎」は「たつさき」が正式表記

取材・文/成田おり枝