新時代パラレルワールドの傑作『あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。』監督インタビュー

新時代パラレルワールドの傑作『あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。』監督インタビュー

韓国映画界の次世代俳優たちがそろい踏みしたパラレルワールド映画『あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。』が本日10月31日より公開。このたび、新たな場面写真と監督インタビューが解禁となった。

【写真を見る】主人公のドンジュンを演じた『あしたの少女』のシム・ヒソブ
【写真を見る】主人公のドンジュンを演じた『あしたの少女』のシム・ヒソブ[c]Lewis Pictures All Rights Reserved

第11回ソウル国際プライド映画祭オープニング作品として上映されて話題を呼んだ本作。青春時代のやるせなさを抱える男が思い描くのは、「もしも、あの時に戻れたら…」や「もしも、愛を告白できていれば…」といった、誰もが一度は考えてしまう、人生の分岐点で“選ばなかった”もう一つの道。別の選択をしていれば、どんな現在を生きていたのだろうか。そんな、後悔とも未練ともつかない気持ちで生きるすべての人へ贈りたい、“もしも”のパラレルワールドだ。

主人公ドンジュンの少年時代を演じた『このろくでもない世界で』、『脱走』のホン・サビン
主人公ドンジュンの少年時代を演じた『このろくでもない世界で』、『脱走』のホン・サビン[c]Lewis Pictures All Rights Reserved

メガホンを取ったのは、長編映画デビュー作『葬式のメンバー(原題)』(09)でベルリン国際映画祭やエディンバラ国際映画祭など海外の名だたる映画祭に招待され、インディペンデント映画界を代表する監督としての地位を築くペク・スンビン。全米図書賞に輝いたウィリアム・マクスウェルの小説「So Long, See You Tomorrow」から着想を得て、テグで10代を過ごした自身の経験をもとに脚本を書き上げた。国内外でその才能が認められている、そんなスンビンへのQ&Aが到着した。

あわせて、新たな場面写真も4点が解禁に。主人公のドンジュンを演じた『あしたの少女』(22)のシム・ヒソブ、ドンジュンの少年時代を演じた『このろくでもない世界で』(24)、『脱走』(24)のホン・サビン、ドンジュンが思い焦がれる男子高校生カンヒャンを演じた「無人島のディーバ」のシン・ジュヒョブ、ドンジュンの母役の「イカゲーム」や「涙の女王」のキム・ジュリョンら主要キャストそれぞれのカットとなっている。


ドンジュンが思い焦がれる男子高校生カンヒャンを演じた「無人島のディーバ」のシン・ジュヒョブ
ドンジュンが思い焦がれる男子高校生カンヒャンを演じた「無人島のディーバ」のシン・ジュヒョブ[c]Lewis Pictures All Rights Reserved

この秋、とっておきのせつなくも温かいパラレルワールド映画の傑作となる『あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。』。ぜひ劇場でその物語にひたってほしい。

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