「呪術廻戦」で共演した榎木淳弥と櫻井孝宏が振り返る高校時代。やり残したことがたくさんあった…!?

「呪術廻戦」で共演した榎木淳弥と櫻井孝宏が振り返る高校時代。やり残したことがたくさんあった…!?

「高校時代にやり残したことはたくさんあります」(榎木)

高校生時代のエピソードを楽しげに振り返る榎木淳弥と櫻井孝宏
高校生時代のエピソードを楽しげに振り返る榎木淳弥と櫻井孝宏撮影/興梠真穂

校内に2人の声が流れた時の反響を予想する場面も。放送が流れた瞬間は「誰だ!?って感じになるのかな?」とニヤニヤの榎木。櫻井が「なんだ、宣伝かよ!みたいなツッコミもあるかも…?」と予想しながら2人で大爆笑。「なかには『あ!』『えぇ!』『きゃっ!』みたいになってくれたら。1人でいいから…」と、校内放送への理想の反響をかわいい声とジェスチャーで再現。「1人でいいの?」と櫻井からの確認に榎木は「1人でいいです、たった1人で!」と懇願するような仕草で笑わせる。櫻井が「1校1人だとすると…」と切り出すと、「600人くらいになる可能性も」とにんまりした榎木は、「『呪術廻戦』は人気なので、大丈夫だと思います」とし、この機会に先生たちにも広がってくれたらうれしいとも期待を込めていた。

高校時代にやり残したことは「たくさんあります」と話した榎木は「大人になると勉強ってすごく大変。時間も作らなきゃいけないし、お金も払わなければいけない。でも学生のころには時間はたっぷりとあったし、学費も親が工面してくれたりと、いま思うとすごくいい環境だと思います」としみじみ。榎木の回答を「“らしい”角度の答え」と笑みを浮かべた櫻井は高校時代の記憶がないと打ち明ける。「3年間で3日分くらいの記憶しかない」と少し笑いながら話した櫻井は、「本当にモブだった」と高校時代の自分を表現。1学年700人、全校生徒は2000人のマンモス校出身の櫻井は、「マンモス校で男子校。張り合いなんてない!」とクスクス。そんな櫻井に榎木は、仲間とワイワイする時間が楽しかったのではないかと質問。すると「かなりストイックに友達を作らなかったので」と櫻井が告白し、「ストイックに友達を作らないって(笑)」と笑いが止まらない榎木。

「渋谷事変」の特別編集版から『呪術廻戦』の世界に足を踏み入れるのも最適と語る榎木淳弥
「渋谷事変」の特別編集版から『呪術廻戦』の世界に足を踏み入れるのも最適と語る榎木淳弥撮影/興梠真穂

友達も作らないようにしていた櫻井は「高校時代の思い出やエピソードが本当にない(笑)。家から学校、学校から家、の毎日でした」と明かし、「学園祭も…。学祭ってなんだっけ?みたいな感じ」と続け、さらに榎木を笑わせる。「部活は?」とどうにか櫻井の高校時代の思い出を引き出そうとする榎木。すると櫻井が硬式テニス同好会に入っていたことが判明。しかし「先生が創部することに躍起になっていたので、練習がまぁ厳しくて部活は地獄。思い出は地獄」と苦い顔を見せた櫻井。

「思い出は部活で過ごした地獄の3年間ってことでいいですか?」との榎木からの問いかけに櫻井は「テニス同好会は1年でリタイアしました(笑)」と即答。するとこれ以上、櫻井からは高校時代の思い出エピソードは出ないと判断した榎木から「高校時代の櫻井さんはダメな人って書いておいてください!」とインタビュー記事へのリクエストが飛び出すと、櫻井も「よろしくお願いいたします」とペコリ。しかし、櫻井がなにかを思いついたような表情を見せ「思い出を作っておけよ!というメッセージです」とすぐに訂正。榎木は「なんだかいいメッセージになっている!」と大笑いし、櫻井も満足気な表情を浮かべていた。

校内放送の収録を「いつも通り順番に読みました(笑)」と淡々と答える櫻井孝宏
校内放送の収録を「いつも通り順番に読みました(笑)」と淡々と答える櫻井孝宏撮影/興梠真穂

自身の高校時代を振り返ることで榎木と櫻井からは「学生のうちに学んでおいたほうがいい」「思い出は作っておくといい」との経験に基づくリアルなメッセージが飛び出した今回の校内放送収録。先輩たちの声を参考に、残りの高校生活を楽しんでほしいとも願いを込めていた。


取材・文/タナカシノブ

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