キントリ最後の敵は内閣総理大臣!『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』予告編とポスタービジュアル

キントリ最後の敵は内閣総理大臣!『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』予告編とポスタービジュアル

天海祐希主演の人気ドラマを映画化した『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』が12月26日(金)より公開される。このたび、本作の新予告映像とポスタービジュアルが解禁された。

【写真を見る】内閣総理大臣の長内洋次郎役に石丸幹二
【写真を見る】内閣総理大臣の長内洋次郎役に石丸幹二[c]2025劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会

2014年1月より4シーズンに渡りテレビ朝日系列で放送され、本日10月16日から第5シーズンが放送中の大ヒットドラマ「緊急取調室」。天海演じる叩き上げの取調官、真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称キントリ)」のメンバーと共に、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる。「取調室」という名の密室の戦場で行われる銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘を描いた本作は、放送開始後に大きな話題となり、人気シリーズとして不動の地位を確立。全39話の平均世帯視聴率は13.1%(関東地区ビデオリサーチ調べ)を記録した。また、ドラマ4th SEASONは、第109回ザテレビジョンドラマアカデミー賞にて最優秀作品賞を受賞、東京ドラマアウォード2022の連続ドラマ部門優秀賞も受賞した。連続ドラマ4作品(2014年1月期、2017年4月期、2019年4月期、2021年7月期)に加え、ドラマスペシャル2作品(2015年9月、2022年1月)、そして現在放送中の5th SEASONを世に送り出してきた「緊急取調室」が12年の時を経てついに完結する。

解禁された予告映像では、最強の敵となる内閣総理大臣を取調べるという前代未聞の事態を前に、“キントリ”メンバーに立ちはだかる壁、そして日本を揺るがす大規模災害が壮大なスケールで描かれている。超大型台風が連続発生し、国家を揺るがす非常事態のなか、災害対策会議に10分遅れて到着した内閣総理大臣の長内洋次郎(石丸幹二)。その「空白の10分間」を糾弾する暴漢の森下弘道(佐々木蔵之介)が現れ、長内総理を襲撃する事件が勃発する。逮捕された森下は“キントリ”チームの取調べにも犯行動機を語らず、取調室に総理大臣を連れてこいと無謀な要求を繰り返す。やがて“ある疑惑”が浮かび上がり、真相解明のため“キントリ”チームは内閣総理大臣を取調べるべく動きだす。

天海祐希演じる叩き上げの取調官、真壁有希子と長内総理が対峙していく!
天海祐希演じる叩き上げの取調官、真壁有希子と長内総理が対峙していく![c]2025劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会

しかし、国家そして警察組織の頂点である総理大臣にたどり着くにはあまりにも大きな壁が……。やがて、政府や組織の圧力と陰謀を前に“キントリ”メンバーにも亀裂が生じていく。映像には有希子の娘、奈央(杉咲花)や因縁の相手、郷原(草刈正雄)までもが登場し、シリーズ集大成にふさわしい展開を予感させる。そして映像の冒頭とラストには、有希子が鬼気迫る表情で総理大臣と相対する迫真の取調べシーンが。

主題歌は延期前から引き続き、緑黄色社会の「さもなくば誰がやる」に決定。緑黄色社会は、2021年に放送されたテレビドラマ「緊急取調室」(4th SEASON)の主題歌「LITMUS」、そして本日10月16日に放送がスタートした5th SEASONの主題歌「My Answer」も手掛けており、劇場版では実に3度目のタッグとなる。本作のために書き下ろされた「さもなくば誰がやる」は、作詞と作曲を長屋晴子(Vo.)が担当。緑黄色社会ならではの疾走感溢れるサウンドと、「緊急取調室」の名シーン1つ1つが鮮明に思い出されるような歌詞が、本作のラストを華麗に彩る。

予告映像とあわせて、強大な国家権力に挑む“キントリ”メンバーの決意が現れた力強いポスタービジュアルも解禁。嵐を予感させる暗雲が立ち込めるなか、有希子が率いるおなじみのドラマ出演メンバーと、物語の鍵を握る内閣総理大臣の長内、そして謎の暴漢、森下が描かれている。“キントリ”メンバーの表情からは強大な国家権力に対して前代未聞の取調べに挑む決意が感じられ、森下や長内総理大臣との緊迫感あふれる取り調べの雰囲気がひしひしと伝わってくるビジュアルとなっている。


さらに、本作のムビチケ前売券が10月24日(金)より販売開始になることも決定(延期前のムビチケ前売券も利用可能)。また、全国のローソンに設置のLoppi端末にてグッズ付ムビチケ前売券(コンビニ)の取扱いも予定しているが、詳細は後日解禁される。壮大なスケールで描かれる、シリーズ12年の集大成となる“キントリ”最後の闘いに期待が高まる。

文/山崎伸子

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