「怖すぎて心臓イタイ」「寝られなくなりそう」…『死霊館 最後の儀式』はシリーズ未見でも大丈夫!?予備知識ゼロの観客からのリアルな感想
鏡に囲まれた試着室、次々現れる死霊…「怖すぎてムリ」
1980年代後半に起きた「スマール家事件」を題材にした本作。物語のはじまりは、ウォーレン夫妻が心霊研究家として活動を始めて間もない1964年。奇怪な現象の調査のため、ある骨董品店を訪れたエド(パトリック・ウィルソン)と妊娠中のロレイン(ヴェラ・ファーミガ)は、不気味な“呪いの鏡”と遭遇する。それから22年の月日が流れ、夫妻の娘ジュディ(ミア・トムリンソン)は元警官のトニー(ベン・ハーディ)と婚約。ウォーレン夫妻はエドの持病の悪化から、引退を考えていた。
同じころ、ペンシルヴァニア州で暮らす信心深いスマール家の家族を不可解な現象が襲う。マスコミなどでも取り上げられ、世間を騒然とさせるなか、ウォーレン夫妻のもとにその調査依頼が舞い込んでくる。はじめは依頼を断る夫妻だったが、ある事件をきっかけにスマール家へと向かう。そこで夫妻を待ち受けていたのは、めぐりめぐってこの家にやってきた“呪いの鏡”だった。そして邪悪な悪魔の矛先は、ジュディへと向けられていく。
「どれも怖かった…とにかく怖かった」(40代・女性)という声もあがるなか、特に多くの観客が「最も怖かったシーン」に選んでいたのは、映画の中盤、トニーとの結婚に向けてウェディングドレスの試着に訪れたジュディに悪魔が迫るシーン。予告映像にも登場する不気味な合わせ鏡と、そこに映る無数のジュディの姿。本作のキーアイテムである“鏡”が巧みに活かされた、「死霊館」らしい秀逸な恐怖シーンとなっている。
「ホラー展開が終わったと思ったら、もう一段階仕掛けが施されていた」(20代・男性)
「鏡が出るとなにかが起こるのでハラハラした」(30代・男性)
「鏡に取り囲まれるのはとても怖い」(40代・女性)
また、スマール家を襲う怪奇現象の数々についても「出てきた霊たちが怖すぎる」(20代・男性)や「想像や予想を超える登場だった」(40代・女性)、「悪魔がいつ現れるかわからない」(20代・女性)、「即物的な怖さより、家族が巻き込まれるのが恐ろしい」(30代・男性)といった声が続出。「今夜寝られなくなりそう」(30代・男性)と感じてしまうほどの恐怖描写の連続は、実際にその目で確かめてほしい。
さらに「ジャンプスケアがところどころにあり、緩急によって恐怖度が上がった」(20代・男性)という声や、「音もリアル」(20代・女性)、「予測できない超常現象と、悪魔の動きや音が怖かった」(無回答・女性)など、視覚的な面と“音”の両方でじわじわと恐怖を植え付ける演出を評価する声も。通常のフォーマットとあわせて上映が決定しているIMAXや4D、SCREENX、Dolby Cinemaといった没入感の高いラージフォーマットで鑑賞すれば、さらに恐怖が倍増すること間違いなしだ。
こうした情け容赦のない恐怖の連続に、“死霊館ビギナー”たちもすっかり大満足。「とてもおもしろかったので、いままで観ていなかったのがもったいない思った」(40代・女性)というコメントをはじめ、本作のクオリティの高さに魅了された観客からは、過去のシリーズ作を遡って観たいという声も。
「怖すぎなのですが、最初のシリーズから観てみたくなりました」(40代・女性)
「ウォーレン夫妻がほかにどんな事件に関わったのか知りたい」(20代・男性)
「家にある呪物のことを詳しく知りたくなった」(20代・男性)
「いままでのストーリーやアナベルについて詳しく知りたいと思った」(20代・男性)
「ウォーレン夫妻がほかにどんな悪魔を倒してきたか気になる」(20代・男性)
その一方で、「怖いもの見たさで全シリーズ気になりますが、観られる自信はないです…」(20代・男性)や、「怖すぎてムリ…」(40代・女性)、「こういう系は観た後に家で同じようなことが起こるのではないかと思い怖くなる…」(40代・女性)といった弱気な声もちらほら。