AI兵士ナダルがAI考案の一発ギャグに挑んで見事スベる!?『トロン:アレス』公開記念特別映像

AI兵士ナダルがAI考案の一発ギャグに挑んで見事スベる!?『トロン:アレス』公開記念特別映像

世界で初めて長編映画としてCGを本格導入し、革新的な技術とビジュアルで革命を起こした映画『トロン』(82)。その最新作『トロン:アレス』が10月10日(金)に日米同時公開となる。このたび、本作の公開を記念して、お笑いコンビのコロコロチキチキペッパーズがAI考案の一発ギャグを披露する特別映像が到着。あわせて劇中でAI兵士が着用しているトロンスーツに身を包んだナダルが挑戦する、『トロン:アレス』にちなんだショートコントネタも同時公開された。

【写真を見る】ナダルがAI考案の一発ギャグに挑戦も見事にスベる!
【写真を見る】ナダルがAI考案の一発ギャグに挑戦も見事にスベる![c]2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

コロチキは自身のYouTubeチャンネルにて、AIを絡めた動画コンテンツを複数投稿しており、なかには今回と同じように、AIが考えた一発ギャグを観客の前で実践する企画もある。そこでAIが現実世界を侵食する本作のストーリーにちなみ、今回コロチキの2人に白羽の矢が立つことに。また、ネタを披露する2人の背後には、「トロン」シリーズを通して登場するバイク“ライトサイクル”が存在感を放っているが、ナダルが大のバイク好きという一面があることも、今回の企画につながった。

『トロン:アレス』に登場する、デジタル世界から現実世界に送り込まれるAI兵士のアレスは、戦うことに特化し、圧倒的な速度で考え行動し、何度倒れても再生する最強の兵士だ。今回解禁されたのは、コロコロチキチキペッパーズのナダルがAI兵士に扮し、屋外で観客を前にAI考案の一発ギャグに挑む動画。「AIのギャグめっちゃおもしろいですから!」と盛り上げるナダルの隣で、西野がAIに一発ギャグの作成を依頼する。そしてナダルがハイテンションでギャグを披露するが、観客の反応はイマイチ。「めっちゃスベってるやん」と自虐モードのナダルから「AI、やっべぇぞ!」とお得意のセリフが飛びだす。
        

『トロン:アレス』にちなんだショートコントネタも同時公開
『トロン:アレス』にちなんだショートコントネタも同時公開[c]2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『トロン:アレス』は高度なAIプログラムを現実の世界で“実体化”させることに成功した世界が舞台となっている。劇中では最強のAI兵士アレスが現実世界にやってくるが、AI兵士が現実世界で“生存”できるのはわずか29分間だった。コロコロチキチキペッパーズの2人は、この『トロン:アレス』の物語設定を見事に生かしたショートコントも披露。「俺、AI兵士になってもうたわ…」と落ち込んだ様子のナダルに西野が、「なんでそうなったん?」と尋ねると「映画『トロン:アレス』の宣伝に決まってるやろ!プライベートでやるかこんなもん!」と清々しいほどはっきり言い切るナダル。

そしてバイク好きのナダルが、“ライトサイクル”のタイヤ部分に逆からまたがるボケをし、西野から突っ込みが炸裂するという一幕も。「ライトサイクルがめっちゃカッコいい!バイク好きだから今回のオファーを受けたの、AI兵士になったの」と意気揚々と語るナダルに、西野から、「この映画のAI兵士は29分間経つと消えてしまうらしい」と衝撃の事実を明かされる。それに驚きつつも、「まぁ、俺は芸能界で消えへんけどな!」とナダルが自信満々に返答するという流れに。

撮影後に実施されたインタビューでは、「カッコいい衣装やバイクを用意していただいてありがたい」と感謝する西野に対し、ナダルは直射日光を浴びながらどんどん汗ばんでくるという過酷状況下での撮影について、「普通ならブチ切れるんですけど、『トロン:アレス』が大好きなんでめちゃめちゃ声張ってやりました!」と振り返った。そんななかでも西野は涼しげな恰好で腹立たしかったことや、ライトサイクルを活かした自身のボケに、しっかり突っ込まなかった西野にクレームも入れ、西野が素直に謝るというやりとりも。

映画にちなみ、AIにまつわるエピソードを聞かれると、西野は「お笑い養成所の生徒がAIに作ってもらったネタで養成所のランキングを勝ち上がっている話を聞いて、時代が変わってきてますね」と、まさに現実世界にAIが侵食していると感じた経験を語った。また、コロチキはそれぞれの人間像をAIに尋ねてみたことがあるそうで、西野は「休日にオシャレなカフェでナダルの活躍を妬んでいる」、ナダルは「人の嫌なところを見つけて日記に書きこんでほくそ笑む/相方のギャラを調べる」と、お互いに嫌な人格の予測をされたというAIエピソードも明かしてくれた。

また、『トロン:アレス』の予告を観て、西野は「映像技術も相まってめちゃくちゃかっこいいし、ディズニーのお城が赤く染まっているのが見たことない演出だったので、その時点でワクワクしましたね」と期待感を寄せ、ナダルは「AIの発達とか技術を用いた映画という事に期待してます。AIギャグめっちゃやりましたけど、もれなくスベってましたんで、本当に本編だけはAIの力を絶対に見せてください!」と今回のネタを振り返りつつ、『トロン:アレス』でのAI兵士の活躍にエールを送った。


果たして、AI兵士ナダルは“お笑い界”を生き残れるのか?デジタル世界からきたAI兵士アレスは地球を滅ぼすのか、それとも救うのか、その答えが明かされる日も近づいてきている。

文/山崎伸子

作品情報へ

関連作品