『愛に乱暴』の森ガキ侑大監督最新作『架空の犬と嘘をつく猫』2026年1月公開決定!主演は高杉真宙
<コメント>
●森ガキ侑大(監督)
「『家族』という集合体は、愛情や安心を与えてくれる存在であると同時に、葛藤や緊張の源にもなる。私にとってまだ得体の知れない存在です。そんな『やっかいで愛おしい家族』を、すばらしいキャストとスタッフと共に佐賀の優しい風と風景の中で紡ぎました。主演の高杉くんをはじめ、全員が本当に生き生きと輝いていて、その姿に何度も心を動かされました。この映画は、ゆっくりと流れる川のように『時』が過ぎていく物語です。まさに人生そのもの。そして、その『時』のほんの一部に、観客のみなさんの人生を重ねていただけたら、これほど幸せなことはありません。ぜひ劇場で体験していただきたいです。そして、寺地先生に心から感謝しています。この繊細であたたかく、そして少しほろ苦い物語を映画として演出させていただけたこと」
●高杉真宙(羽猫山吹役)
「家族のカタチは、それぞれの家庭にあり、他人には見えないだけで、順風満帆なだけのカタチはないと知らないだけで、そこにはそこの苦労があるんだと。それでも家族だから、カタチを維持するために、山吹含め、それぞれが嘘を抱えた家族の物語となっております。嘘と愛の物語です。よろしくお願いいたします」
●伊藤万理華(佐藤頼役)
「自然がいっぱいな佐賀の景色は、人と人が関わるヒリヒリとした瞬間もやさしく見守り包んでくれていました。季節が移り変わるなかで、唯一変わらない山吹と頼の2人の時間がとても好きでした。撮影に戻るたび、おかえり!と笑顔で迎えてくださったチームの皆さまに支えられ、大切に寄り添えた特別な作品です」
●深川麻衣(遠山かな子役)
「タイトルに入っている『犬』と『猫』の意味が、読んだあととても愛おしく感じました。なにが正解でも不正解でもなく、0でも100でもなく、それでいいんだよと、山吹の人生を通して自分まで丸ごと肯定してもらえるような、とてもあたたかい作品です。ぜひ劇場で楽しんでいただけたらうれしいです」
文/サンクレイオ翼