『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険』日米豪華吹替声優陣をフィーチャーした予告編2本公開
累計世界興行収入1600億円を超える映画シリーズの最新作『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険』(公開中)。本作より、2本の新たな予告編が到着した。
スマーフは1958年にベルギーの漫画家ペヨ(ピエール・クリフォール)によって生み出されたキャラクター。青い肌に白い帽子とズボンがトレードマークの身長がリンゴ3つ分の小さなスマーフたちは、森の奥深くにある村でキノコのおうちにひっそりと暮らし、大好きなダンスをして日々を楽しく生きている。そんなスマーフはコミックスが90か国以上で出版され、累計発行部数5000万部を突破。また100か国以上でテレビアニメが放送され、世界中で半世紀以上にわたり愛され続けている大人気キャラクターだ。
映画シリーズ最新作となる本作は、唯一個性がないことに悩むノーネーム、そして村で唯一の女の子スマーフェットを筆頭に、スマーフたちが時空を越える大冒険へと飛び出す姿が描かれる。日本版吹替版には、ノーネーム役の宮野をはじめ、スマーフェット役を早見沙織、そして邪悪な魔法使い兄弟、ラーザメルとガーガメルを山寺宏一が1人2役で務め、そのほかに茶風林、山路和弘、大塚芳忠なども名を連ねている。またオリジナル版では、女優としても活躍する世界の歌姫リアーナがスマーフェット役で声優に挑戦。さらにリアーナは今作のために特別に書き下ろした主題歌「Friend Of Mine」の歌唱のほかに、プロデューサーとして今作の製作チームにも加わっている。また、「ピーターラビット」シリーズのピーター役や、俳優、作家、プロデューサー、歌手と多くの顔を持つジェームズ・コーデンがノーネーム、そして「モンスターズ・インク」シリーズのサリー役などアニメで声優としても活躍している俳優のジョン・グッドマンがパパスマーフの声を務めている。
このたび解禁されたのは日米それぞれの豪華吹替声優たちの熱演や歌声を収めた2種類の新予告。リアーナ、コーデン、グッドマンらが吹き替えるオリジナル版の新予告には、パパスマーフの弟ケンが登場。クールなキャラクターにぴったりのニック・オファーマンが声を担当。『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(25)のシドニー将軍役や『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(24)の大統領役での出演のほか『SING/シング:ネクストステージ』(21)の吹き替えでも美声を披露していて、その実力は折り紙付きだ。また日本語吹替版では山寺宏一が1人2役を務める、スマーフを捕らえようと企む邪悪な魔法使いガーガメルとラーザメルの兄弟。オリジナル版では俳優兼コメディアンであるジョン・ポール・カーリアックが、山寺宏一に勝るとも劣らないキュートな邪悪さを放っている。
そして宮野真守、早見沙織、山寺宏一らの日本版の新予告は、ロングバージョンとなってさらにパワーアップ。ラーザメルによって連れ去られたパパスマーフを救い出すために、ノーネームやスマーフェットたちは大冒険へ出ることを決意。パリでパパスマーフの弟ケンと出会い、オーストラリアの奥地では“スヌータープーツ”と呼ばれる、ケーキが大好物の毛むくじゃらの生き物たちにも遭遇。ラーザメルは、スマーフたちやスヌータープーツの子どもたちまでも次々捕まえていく。だが、ラーザメルの目的は単なる連れ去りではなく、“宇宙を完全に支配すること”だった。それを知ったノーネームとスマーフェットは、ケン、そしてスヌータープーツのリーダー“ママ・プート”と一緒に、宇宙を舞台に時空を越える救出作戦に飛び込んでいく。
おなじみのスマーフたちが規格外の大冒険に繰りだす本作。豪華声優陣の熱演は映画館で堪能してほしい!
文/スズキヒロシ