長尾謙杜＆山田杏奈W主演『恋に至る病』水族館での初デート写す場面写真公開！サントラ発売も決定

なにわ男子の長尾謙杜と山田杏奈がダブル主演を務める映画『恋に至る病』が10月24日(金)に公開となる。このたび、本作より新たな場面写真が解禁。さらにオリジナル・サウンドトラックの発売も決定した。

【写真を見る】水族館での初デートを写した場面写真が到着[c]2025『恋に至る病』製作委員会

本作は斜線堂有紀による同名小説を『月の満ち欠け』(22)、『母性』(22)などの作品で知られる廣木隆一による監督で実写化した衝撃のラブストーリー。内気な男子高校生の宮嶺望を長尾が演じ、宮嶺が出会い、初恋に落ち、彼の人生を大きく変えることになる寄河景を山田が演じる。内気な男子高校生の宮嶺と学校中の人気者の景。不器用で一途な初恋、2人が交わした約束。しかし、同級生の不審死が続発することから、宮嶺は景に対して疑惑を抱く。殺人犯へと変わりゆく景。それでも宮嶺の気持ちは変わらない。 そんななか“彼女の本心”が明かされる。

今回解禁されたのは、水族館デートに向かうために景(山田)を必死に追いかける宮嶺(長尾)の姿や、水族館での2人の初デートの様子が切り取られた場面写真。初デートの水族館に向かう場面からは、モノレールに乗る景を追いかけ自転車を力強く漕ぐ宮嶺の離れたくないという必死な姿と、その様子をモノレールの窓越しに見つめる景の姿が切り取られている。水族館でのデート中も、水槽をじっと見つめ、なにを考えているのか掴めない景と、そんな景のことを想い続ける宮嶺の純粋な表情。無邪気に見える初デートだが、その場で初めて景の口から“ブルーモルフォ”というゲームサイトの存在が明かされる。

ゲームマスターから送られてくるミッションをプレイヤーは1つずつこなしていき、徐々にミッションは過激化、最終的にはプレイヤーを死に至らしめるという自殺教唆ゲームに興味津々の景。そのゲームに景が関わっているのではないかという疑念と不安を宮嶺は抱く。水族館へ向かう微笑ましいやりとりや、青春満載のきらめく初恋の裏で、確実に近づいてくる“闇”。ラブストーリーらしい胸の高鳴りを切り取った瞬間でありながら、物語が不穏さを帯びていき、純粋な恋がやがて“恋に至る病”へと変貌していく転換点を象徴しているカットの数々となっている。

さらに、本作を彩るオリジナル・サウンドトラックの発売も決定。音楽を手掛けるのは、『マイ・ブロークン・マリコ』(22)や『傲慢と善良』(24)など数々の話題作を担当している作曲家、加藤久貴。ピュアで刺激的なラブストーリーに寄り添う繊細な旋律から、胸を締めつけるシーンを彩る緊張感あふれる音まで、加藤による音楽は、宮嶺と景の心の揺らぎをより鮮烈に観客へと伝える。切なく美しいサウンドトラックは、スクリーンを越えて、聴く人の心に深く残る1枚となっている。

好きという気持ちや痛み、光と闇を行き来し、2人が辿り着く、“切なすぎるラスト4分”と“明かされる本心”とは？ピュアで刺激的なラブストーリーの結末をぜひ劇場で目撃してほしい。

文/鈴木レイヤ