『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険』宮野真守が歌う挿入歌「なにもない僕」を収めた本編映像

『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険』宮野真守が歌う挿入歌「なにもない僕」を収めた本編映像

累計世界興行収入1600億円を超える映画シリーズの最新作『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険』(9月19日公開)から日本版吹替版声優の宮野真守が歌う挿入歌を収めた本編映像が到着した。

【写真を見る】日本語吹替版でノーネームの声を担当する宮野真守
【写真を見る】日本語吹替版でノーネームの声を担当する宮野真守

スマーフは1958年にベルギーの漫画家ペヨ(ピエール・クリフォール)によって生みだされたキャラクター。青い肌に白い帽子とズボンがトレードマークの身長がリンゴ3つ分の小さなスマーフたちは、森の奥深くにある村でキノコのおうちにひっそりと暮らし、大好きなダンスをして日々を楽しく生きている。そんなスマーフはコミックスが90か国以上で出版され、累計発行部数5000万部を突破。また100か国以上でテレビアニメが放送され、世界中で半世紀以上にわたり愛され続けている大人気キャラクターだ。

映画シリーズ最新作となる本作は、唯一個性がないことに悩むノーネーム、そして村で唯一の女の子スマーフェットを筆頭に、スマーフたちが時空を越える大冒険へと飛びだす姿が描かれる。日本版吹替版には、ノーネーム役の宮野をはじめ、スマーフェット役を早見沙織、そして邪悪な魔法使い兄弟、ラーザメルとガーガメルを山寺宏一が1人2役で務め、そのほかに茶風林、山路和弘、大塚芳忠なども名を連ねている。

このたび解禁されたのは仲間たちの中でたった1人名前すらないスマーフ、ノーネームの心情を、宮野がせつなく歌い上げる「なにもない僕」の歌唱シーンを収めた本編映像。リンゴ3つ分の背丈の小さく青いスマーフたち。みんな同じように見えるけど、実はそれぞれの性格や特技などの個性に合わせて、1人1人名前が付けられている。みんなに大人気の“インフルエンサー”スマーフ、どこにでも溶け込む“カムフラージュ”スマーフ、どんな音でも出せる“音響効果”スマーフ、スケジュール管理が得意な“カレンダー”スマーフ、心配性の“びくびく”スマーフなど、キャラクターは十人十色。ところが、全員が何かしらの個性を持っている中、たったひとり個性がないゆえに“名前すらない”スマーフがいた。それが“ノーネーム”(名無し)だ。

パパスマーフは「名前がないのがお前の特技だよ」と優しく諭すが、ノーネームは「自分だけみんなと違うってキツい…」と納得できない様子。そんなノーネームが1人自分の存在に悩む姿をつづった歌が「なにもない僕」だ。ノーネームの吹替を務めた宮野自らがこの楽曲の歌唱も担当し、せつなくも優しい歌声で見事にノーネームの胸のうちを表現している。ノーネームの歌声を吹き替えるにあたり、宮野は「原音のジェームズ・コーデンさんの歌とお芝居がすばらしいので、そのマインドやニュアンスも吹き替えで表現できたらと挑み、そのうえで日本語だからこそ見せられるものにも迫っていった」と、オリジナル版の歌を意識しつつ、そこに日本語のよさも加えられるよう心がけたという。また「ノーネームの悩みや想いをしっかり意識して“歌いすぎない”、でもちゃんと歌のテクニックは入れて、お芝居と歌の絶妙なバランスを目指した」と、ノーネームの心情を表現するにあたって歌い方にもこだわったとのこと。最後に「『自分は何者だろう?』というテーマの先に見つける大切なものを、ノーネームの冒険を通してみなさまにも受け取ってほしい」とコメントしている。


また本編ではこれとは他にもう1か所大注目の歌唱シーンがある。それが「なにもない僕」に対するスマーフェットのアンサーソング「あなたはあなた」だ。こちらも同様、スマーフェットの吹替を務めた早見が自ら歌唱している。オリジナル版ではリアーナが歌ったこの楽曲を早見沙織がどのように歌い上げたのか、宮野の歌声と共に注目してみてほしい!

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