批評家が選ぶ、ウェス・クレイヴン監督作ランキング!ホラーファンを虜にした名物シリーズなど“フレッシュ”なおすすめ10選

批評家が選ぶ、ウェス・クレイヴン監督作ランキング!ホラーファンを虜にした名物シリーズなど“フレッシュ”なおすすめ10選

スラッシャー・ホラーの巨匠ウェス・クレイヴン監督が2015年に惜しまれつつもこの世を去ってからちょうど10年。1970年代のデビューから、亡くなる直前の2010年代前半までホラー界の第一線を走り続け、“フレディ・クルーガー”や“ゴーストフェイス”といった後世まで語り継がれるようなホラーアイコンを確立。また、死後には代表作のひとつ「スクリーム」シリーズのリブート版が大成功を収めたことで、一気に再評価の機運が高まりつつある。

【写真を見る】“フレディ・クルーガー”や“ゴーストフェイス”などのホラーアイコンの生みの親!もっとも高い評価を得た作品は?
【写真を見る】“フレディ・クルーガー”や“ゴーストフェイス”などのホラーアイコンの生みの親!もっとも高い評価を得た作品は?[c]Everett Collection/AFLO

ホラー監督の宿命か、アカデミー賞などの賞レースとは無縁だったものの、各年代でホラーファンから熱烈に愛される傑作を生みだしたクレイヴン監督。実際のところ、批評家からはどのような評価を受けていたのだろうか?そこで本稿では、映画批評を集積・集計するサイト「ロッテン・トマト」を参考に、これまでクレイヴン監督がメガホンをとった長編映画作品のなかから批評家の評価が特に高い10作品を一挙に紹介していきたい。

「ロッテン・トマト」とは、全米をはじめとした批評家のレビューをもとに、映画や海外ドラマ、テレビ番組などの評価を集積したサイト。批評家の作品レビューに込められた賛否を独自の方法で集計し、それを数値化(%)したスコアは、サイト名にもなっている“トマト”で表される。


好意的な批評が多い作品は「フレッシュ(新鮮)」なトマトに、逆に否定的な批評が多い作品は「ロッテン(腐った)」トマトとなり、ひと目で作品の評価を確認することができる。中立的な立場で運営されていることから、一般の映画ファンはもちろん業界関係者からも支持を集めており、近年では日本でも多くの映画宣伝に利用されるように。映画館に掲示されたポスターに堂々と輝くトマトのマークを見たことがある方も多いだろう。

2015年8月30日にこの世を去ったウェス・クレイヴン監督
2015年8月30日にこの世を去ったウェス・クレイヴン監督[c]Everett Collection/AFLO

それでは、ウェス・クレイヴン監督作の“フレッシュ”10傑を挙げていこう。

94%フレッシュ『エルム街の悪夢』(84)

83%フレッシュ『スクリーム2』(97)

77%フレッシュ『パニック・フライト』(05)

77%フレッシュ『スクリーム』(96)

76%フレッシュ『エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア』(94)

70%フレッシュ『壁の中に誰かがいる』(91)

68%フレッシュ『サランドラ』(77)

64%フレッシュ『鮮血の美学』(72)

63%フレッシュ『ミュージック・オブ・ハート』(99)

62%フレッシュ『ゾンビ伝説』(88)

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