『トロン:アレス』最新予告&吹替予告解禁!諏訪部順一、内田真礼らの参加やケヴィン・フリン役磯部勉の続投が明らかに
1982年に世界で初めて長編映画としてCGを本格導入し、革新的な技術とビジュアルで世界を席巻した伝説のSF映画『トロン』。その15年ぶりのシリーズ最新作となる『トロン:アレス』(10月10日公開)の最新予告とUS版ポスター、さらには日本版声優陣が発表され、特別映像&吹替予告も解禁された。
これまでは“現実世界”の人間がデジタル世界へ足を踏み入れてきた「トロン」シリーズだが、本作ではデジタル世界の“超高度AIプログラム”が現実世界へと襲来。AIプログラムを実体化する画期的な発明によって開発されたAI兵士のアレス(ジャレッド・レト)。しかし、現実世界で人間を知った彼にある異変が起きる。そんななか、制御不能となったAIたちは暴走を始め、デジタル世界が現実世界を侵食していくことに。
最新予告では、稲妻のような速さ・驚異的な強さを兼ね備えた“この世で最も危険な武器”とされる人類史上最強AI兵士・アレスが、エンコム社の研究者で天才プログラマーのイヴ(グレタ・リー)と現実世界で共に行動をする場面も。相反する立場の2人がなぜ一緒にいるのだろうか。果たしてアレスが探しているものとは?
また、『ソウルフル・ワールド』(20)でアカデミー賞作曲賞受賞のトレント・レズナー&アッティカス・ロスのコンビがNIN(ナイン・インチ・ネイルズ)として手掛けるテクノロックな劇中音楽も注目ポイント。AI兵士たちの戦闘シーンや、羽が生えたような空飛ぶマシンの出現、炎に包まれる爆破シーンなど、息をのむようなアクションシーンが畳みかけるように続く先に、どのようなドラマが待ち受けているのか、期待が高まる。
さらにオスカー俳優レトが演じるアレスの日本版声優を務めるのは、「僕のヒーローアカデミア」や「呪術廻戦」など数々の人気作に参加してきた諏訪部順一。また、イヴ役には内田真礼、アレスの開発者でもあるジュリアン・ディリンジャー役には石川界人、そしてAI兵士として現実世界に送り込まれるアテナ役には田村睦心。さらに、シリーズ第1作『トロン』の主人公であるケヴィン・フリン役として、磯部勉の続投も決定。前作『トロン:レガシー』(10)で命を落としてしまったはずのケヴィンがどのように登場するのか注目だ。
巨大な監視用飛行マシン・レコグナイザーが迫り来る最新US版ポスターも解禁され、豪華声優陣が彩る『トロン:アレス』への期待が高まるばかり。是非とも、その映像世界をたっぷりと堪能してほしい。
文/久保田 和馬