岩田剛典演じる“イタい中学校教師”起死回生の作戦とは!?『金髪』本予告&本ビジュアル

岩田剛典演じる“イタい中学校教師”起死回生の作戦とは!?『金髪』本予告&本ビジュアル

三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典が主演する映画『金髪』(11月21日公開)から本予告と本ビジュアルが到着した。

【写真を見る】9月5日(金)からは前売券の発売もスタート
【写真を見る】9月5日(金)からは前売券の発売もスタート[c]2025 映画「金髪」製作委員会

本作は、若⼿でも中年でもない年頃で⾃分を客観視できていない“イタい”中学校教師の市川を主人公にしたコメディ。日本独特のおかしな校則、教師たちの過酷な労働環境、暴走するSNSやネット報道という社会問題を背景に、大人になり切れない教師が、生徒たちが巻き起こす「金髪デモ」に振り回されながらも成長(=自分がおじさんであることを自覚)していく様を、皮肉と愚痴と笑いを交えて描いていく。監督の坂下雄一郎がオリジナル脚本を執筆した本作は、アジア最大の企画マーケットの一つ、香港アジア・フィルム・ファイナンシング・フォーラム(HAF)のIDP部門にて非香港映画の企画大賞を受賞。またキャストには、主演の岩田に加えて、⾦髪デモを発案する市川の⽣徒、板緑役に⽩⿃⽟季、市川の恋人、⾚坂役に⾨脇⻨、⼭⽥真歩、⽥村健太郎、内⽥慈らが脇を固める。

このたび解禁された本予告は、市川が自分のクラスの生徒たちが起こした集団金髪デモと遭遇しあ然とする場面から始まる。そんな市川は板緑から「校則を変えて欲しいです」と訴えられ、金髪デモを起こした背景を知ることに。中学校内だけに収まるはずだった騒動はいつしか世間を騒がす大騒動へと発展し、担任教師という理由だけで市川に非難の矛先が向いてしまう。

そんな理不尽な状況に市川のぼやきが爆発。恋人の赤坂を相手に「こんな仕事繰り返してたらいつの間にかおじさんになっちゃうんでしょ?」と早口でまくし立てる。するとたちまち赤坂から「おじさんになってきてるのにおじさんじゃなくて若いフリして受け入れられてないっていうのがなんか見てらんないんだよね」と指摘され、市川は思わず絶句。しかしここから市川の大逆転が始まる。週刊誌の記事については「全部嘘なんです」としらを切り、宿敵であった生徒の板緑からは「予定通りですね」と意味深な発言も。予想外の結末に期待が膨らむ本予告映像に仕上がっている。

9月18日(木)に発売される本作のノベライズ本
9月18日(木)に発売される本作のノベライズ本[c]2025 映画「金髪」製作委員会

あわせて公開されている本ビジュアルには、金髪の生徒たちにぐるりと取り囲まれた市川が思わず頭を抱えている様が収められている。金髪頭が整然と並ぶシュールな光景と、それぞれ異なる表情の生徒たちが放つ圧迫感は、逃げ場のない混乱と衝撃を予感させる。キャッチコピーの「これってもう詰んでる?」が示す通り、教師と生徒たちの間に巻き起こる波乱を強烈に印象づけるデザインとなっている。

さらに、9月5日(金)からは各種前売券の発売もスタート。第1弾の特典として市川と板緑の姿が収められた特製ポストカードが数量限定で配布される。また本作のノベライズ本が9月18日(木)に発売される。


日本の教育現場をモチーフに、社会問題にもコミカルに迫った本作。岩田の新境地ともいえる教師役をスクリーンで堪能してほしい。

文/スズキヒロシ

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    岩田剛典を主演に大人になりきれない教師が”金髪デモ”に翻弄されていく姿を描く