ウクライナ出身“190cm超え”レイヤーから「ドラクエ4」姉妹、水着姿の「NIKKE」ヒロインまで…「コミケ106」を沸かせたコスプレイヤー20選
世界最大規模の同人誌即売会として知られる「コミックマーケット」(略称:コミケ)。その最新回となる「コミックマーケット106」が、8月16日、17日に東京ビッグサイトにて開催。2日間で約25万人が来場し、いずれのエリアも大盛り上がりとなっていた。そんな「コミケ106」の盛況ぶりを、会場を彩ったコスプレイヤーにクローズアップする形で紹介しよう。
「コミケ」といえば、多種多様な同人作品の頒布や企業ブースでのグッズ販売に加え、新旧さまざまなアニメ、映画、ゲーム、コミックなどのキャラクターに扮したコスプレイヤーが一堂に会し、写真撮影や交流を楽しめる…というところも、参加するうえでの醍醐味のひとつ。参加者たちの衣装をジャンル別に見てみると、ゲーム作品では今回も「勝利の女神:NIKKE」や「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」「崩壊:スターレイル」「アズールレーン」といった、スマートフォンを中心に展開しているタイトルが人気。真夏のイベントにふさわしく、涼しげな水着バージョンの衣装を着こなすコスプレイヤーが大勢いて、同じ作品のキャラ同士で集まり、“併せ”を楽しんでいたグループも各所で見られた。
またその中には、ウクライナ出身の高身長コスプレイヤーであり、SNSでも話題のネトーチカさんもいて、この度の「コミケ106」では「アズールレーン」に登場するボルチモアのレースクイーン衣装を着用。ハイヒールも履いて、身長190cm超えのコスプレ姿を披露し、会場を沸かせた。
その他にも家庭用ゲームでは、「ドラゴンクエスト」シリーズや「ストリートファイター6」「ニーア オートマタ」「デッド オア アライブ」「ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜」など、根強い人気を誇るタイトルのキャラクターたち(に扮したレイヤー)が続々参加。宝鐘マリンをはじめとしたバーチャルYouTuberに扮するレイヤーも多く、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていた。
こうして大盛況のうちに終了した「コミケ106」に続き、次回の「コミックマーケット107」は2025年12月30日(火)、31日(水)に開催が予定されている。
まだ少し先だが、果たして次回の開催時には、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか?そうした点にも注意しながら、最新のコンテンツをチェックしておき、「コミケ107」で答え合わせをする…というのもおもしろそうだ。
取材・文/ソムタム田井