主題歌は米津玄師書き下ろし「1991」に!『秒速5センチメートル』感情をあらわにする貴樹の姿映す最新予告も
<コメント>
●米津玄師(主題歌)
「映画を試写で初めて観させてもらった時、冒頭から終わりまですべてのカットに奥山さんの熱意と執念がにじむその出来栄えに『すごいものを見た』という興奮をおぼえました。子どものころ原作と出会い、数年前MV監督としての奥山さんと出会い、やがて映画監督にもなった彼がこのようなすばらしい映画を撮り、そこにわたしの居場所があったのがうれしくてなりません。映画のために書き下ろした曲であるのはもちろんですが、先述の経緯による影響もあってか同時にわたしの半生を振り返るような曲にもなってしまい、映画のキーワードでもあるところの1991というタイトルにさせてもらいました。どうかよろしくお願いします」
●奥山由之(監督)
「互いに『1991』年に生まれ、同じ時代にものづくりを始めて、だからこそ(きっと)似た悩みをくぐり抜けながら、時に一緒に創作をしてきた米津さんと、ついに『秒速5センチメートル』を共に描けたことがうれしくてなりません。主人公である貴樹の半生に、映像や音楽を通して僕ら自身を重ねて描くことの意味が『1991』という曲の筆跡に詰まっているように感じて、初めて聴いたとき、その歌詞と音色に心が震えました。一歩一歩の歩みを大切に踏みしめるような旋律を、ぜひスクリーンで体感していただけましたら幸いです」
文/サンクレイオ翼
※宮崎あおいの「崎」は「たつさき」が正式表記
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