「ジュラシック・ワールド」シリーズの緻密なスタチューで楽しむ、ド迫力な恐竜の世界
話題の映画や映像作品から、思わず欲しくなるフィギュアをご紹介。先日、国内興行収入が45億円を突破した大ヒット最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(公開中)より「ジュラシック」シリーズのアイテムを紹介したい。
最新作のティラノサウルスをビッグサイズで立体化!
まずは最新作『復活の大地』から、相変わらずの存在感で人々を脅かし、水中を泳ぐという大サービスまで見せてくれたティラノサウルス・レックスを立体化した「レガシーミュージアムコレクション ジュラシック・ワールド/復活の大地 ティラノサウルス・レックス ボーナス日本/中国版 1/6 スケール」をチェック。
初代「ジュラシック・パーク」の極秘研究施設が存在した禁断の島に現れた暴君を1/6スケールで立体化しており、全長約1.38mというサイズ感は圧巻。プライム1スタジオ史上最大級のスタチューは、遭遇したことへの絶望や、水陸どこまでも追われ続ける恐怖をリアルに演出する。
大きさがもたらす恩恵は存在感にとどまらず、両目上部が大きく隆起した骨格、すべてを噛み砕く顎と、生々しい口腔に並ぶ鋭い牙、たくましい体躯に浮かぶ縞模様と、T-REXの特徴を忠実に再現。本ボーナス版には、おなじみのタイトルロゴのスタンドも付属してくるのがうれしい!
プテラノドンの巣に連れ去られる恐怖がジオラマに
また『ジュラシック・パークIII』(01)からは、エリック少年を薄暗い靄のなかで襲い、巣に連れ去るという見せ場を作ったプテラノドンを立体化。甲高い鳴き声が響く巣でエリックが感じた恐怖をモチーフに、翼竜たちの世界が1/6スケールで作り上げられている。
巨大な翼を折り畳み、巣の中を見下ろす成体の視線の先には、我先にと身を乗りだし、空腹を訴える幼体たちがおり、種族の絆を感じさせる構図となっている。
長く鋭いくちばし、大きく張り出したトサカ、筋肉の収縮が刻まれた背中など、各部の造形は迫真の出来栄えで、翼膜も緻密なモールドと陰影に富んだ塗装で再現。幼体は未発達な体つきや羽の薄さを丹念に作り上げ、大きな目元で幼さを演出。錆びた鉄骨や朽ちた巣材が印象的なベースも臨場感抜群だ。
ボーナス版にはプテラノドン・ベビーのディスプレイモデルも。翼を広げて威嚇する姿は、エリックにまとわりつくシーンを彷彿とさせる。
ほかにも、精巧かつ大迫力なアイテムがいっぱい。ぜひ、恐ろしくも魅力的な恐竜の世界をフィギュアで心ゆくまで堪能してほしい。
文/サンクレイオ翼