原菜乃華、マイカ・ピュ、間宮祥太朗アフレコメイキング到着『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』本編映像もチラ見せ

原菜乃華、マイカ・ピュ、間宮祥太朗アフレコメイキング到着『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』本編映像もチラ見せ

1865年にルイス・キャロルが生みだし、いまもなお世界中で読み継がれる名作を、日本で初めて劇場アニメーション化した『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』が8月29日(金)より公開される。本作より、ワンダーランドの冒険の始まりを告げるアフレコメイキング映像が解禁された。

【写真を見る】りせ役の原と、アリス役のマイカ・ピュがお互いの演技を語る
【写真を見る】りせ役の原と、アリス役のマイカ・ピュがお互いの演技を語る[c]「不思議の国でアリスと」製作委員会

アニメーション制作を手掛けるのは、「SHIROBAKO」、「花咲くいろは」、「スキップとローファー」など、丁寧な心情描写と圧倒的な映像美で知られるP.A.WORKS。そして、「ファイナルファンタジー」シリーズなど多くの作品に携わってきたアートディレクターの新井清志が設立したアートスタジオ「レッドハウス」がキャラクター原案およびコンセプトアートとして参加。映像とビジュアルデザインという両輪で、現代の感性を取り入れた新しいアリス像を創出する。

今回解禁されたアフレコ映像は、間宮祥太朗演じるアリス記念館の館長、浦井が、原菜乃華演じる主人公りせに「耳にデバイスをつけることで不思議の国に入場できる」と伝える、物語の始まりを捉えたシーン。収録後のインタビューでは、同じ事務所の先輩後輩ならではの信頼関係を感じられるやり取りが展開。間宮が「(原は)アニメ作品の大先輩なので…」と真顔で語ると、原が「やめてください(笑)」と即座にツッコミ。原は「間宮さんが私の初めての声優出演作を観てくださっていたみたいで、すごく褒めてくれて…。だから今日すごく緊張しちゃいました」と素直な心境を語った。間宮も「共演が決まってから菜乃華の前作を観たら“こんなにうまいの!?”と正直驚いた」と率直に明かし、「気楽に臨むつもりだったけど、これは参ったな…って気持ちになった」と苦笑交じりに振り返る。

さらに原の演技について「表情も声色も豊かで、実写だと浮きがちな声の大きさやアクションも、実体がともなっている。観ていてワクワクする女優さん」と称賛の言葉を贈ると、原も思わず「嬉しい、ありがとうございます」と笑顔を見せ、2人の信頼関係が垣間見える映像となっている。

さらに、りせ役の原菜乃華、アリス役のマイカ・ピュによるアフレコメイキング映像も到着。ワンダーランドに迷い込んだりせと、アリスの初対面シーンに臨む真剣な表情のほか、収録後のインタビューではリラックスしたやりとりも収められている。互いの演技について語る中で、マイカが「演じ分けのコツ」について相談すると、原は「全然もうできてるよ!」と即答。「とりあえず考えるよりもやってみよっていう気持ちが大事」と、実践を重視する前向きな姿勢でアドバイスを送った。

さらに、クランクアップ時には篠原俊哉監督より、原には“りせカラー”のピンク、マイカには“アリスカラー”のブルーの花束が手渡されるシーンも収録されており、アフレコで見せた2人の自然な距離感が、本編で描かれるりせとアリスの冒険をより魅力的に彩っている。


世界中で愛される物語を日本で初めての劇場アニメ化する本作。声優陣の演技ぶりも含め、ぜひ劇場で楽しんでほしい。

文/サンクレイオ翼

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