谷口悟朗×近藤勝也による劇場アニメ『パリに咲くエトワール』公開決定!主人公の声を務めるのは當真あみ

谷口悟朗×近藤勝也による劇場アニメ『パリに咲くエトワール』公開決定!主人公の声を務めるのは當真あみ

谷口悟朗と近藤勝也が初めてタッグを組むオリジナル劇場アニメーション映画『パリに咲くエトワール』が2026年3月13日(金)に公開されることが決定。あわせて、主演キャストとティザービジュアルが解禁された。

【写真を見る】若手俳優として注目を集める當真あみが主人公の声を担当する
【写真を見る】若手俳優として注目を集める當真あみが主人公の声を担当する

『ONE PIECE FILM RED』(22)を手掛けた谷口と『崖の上のポニョ』(08)、『魔女の宅急便』(89)など多くのスタジオジブリ作品のキャラクターデザイン、原画をつとめる近藤が、初タッグを組むオリジナル劇場アニメーションとなる本作。1900年代初頭、困難な時代にあって、諦めることなく星“エトワール”に手を伸ばそうとする日本人の2人の少女の物語を描く。

画家を夢見る少女、フジコ
画家を夢見る少女、フジコ[c] 「パリに咲くエトワール」製作委員会

主人公の画家を夢見る少女、フジコに命を吹き込むのは、アニメ映画『かがみの孤城』(22)で主人公の声優を務め、2025年にはドラマ「ちはやふるーめぐりー」、映画『ストロベリームーン』(10月17日公開)でどちらも主演を務めるなど、若手俳優として注目を集める當真あみ。當真は「フジコという普段の自分とは全く違った真逆な女の子を演じるにあたり、役作りや声優というお芝居の違いの難しさを改めて感じながらも、楽しく演じさせていただきました」とコメント。今回、フジコ役に當真を起用した理由として、谷口監督は主人公のフジコの声に「純粋であること、企み感がないこと、等身大であること、愛嬌があること、そしてどこかに芯を感じさせること」を起用の基準にしたと明かす。また、「アフレコの時期に、このキャリアでの當真さんに出会えたことは幸運でした」と振り返った。

さらに、アニメ界の巨匠、近藤が描き下ろしたティザービジュアルが解禁された。赤いリボンが特徴的な主人公フジコが部屋の窓から身を乗り出す姿が描かれ、背景にはパリの街並みを望み、この街を舞台にこれから始まる物語に胸が高鳴る様子が伝わってくるイラストになっている。今回の作品について、近藤はアルボアニメーションのプロデューサーの存在に触れ、「いま企画している映画のキャラクターを作ってくれないかと誘われた。僕はすぐ様、丁重?にお断りした」と明かした。そこからプロデューサーの熱意に押され快諾するが、「イメージ画に留まらず、原画も参加することになる。それから7年、僕たちの映画は来年3月に公開予定だ」とコメントしている。


20世紀のパリを舞台に、夢を追い求め奮闘する2人の少女の姿を描く『パリに咲くエトワール』。今後の続報に期待だ!

作品情報へ