不気味なミュータントも…!海、陸、空を大暴れする『ジュラシック・ワールド』最新作の恐竜大図鑑
謎多きケツァルコアトルスら凶暴な空の恐竜
そしてゾーラたちが卵からDNAを盗もうとする空の巨大恐竜が「ケツァルコアトルス」。白亜紀後期に生息した史上最大の翼竜は体高約5m、翼を広げたスパンは約9mにも及び、くちばしだけでも1.8mほどあるというから驚きだ。
上昇気流を利用して何時間も飛ぶことができるという説もあるが、実は化石が少なく、あまり研究が進んでいないミステリアスな存在。ケツァルコアトルスに関する情報は不確かということで、本作ではくちばしやトサカなど獰猛さや恐怖を感じられるデザインとなっているそう。
またほかにも、サン・ユベール島を背景に飛ぶ「アヌログナトゥス」がシリーズ初登場。胴体の全長は0.1mほどというサイズ感や鮮やかな緑のカラーにまんまるなお目々という、アマガエルを思わせるルックスがかわいらしい。
見た目のインパクト抜群なミュータント恐竜
そして今作の大きな目玉と言えるのが、インジェン社が極秘に運営していた島の施設でのDNA実験により編みだされてしまった“ミュータント恐竜”たち。
そのラスボスとして登場するのが、予告で影がちらりと映った際にその奇妙な姿がファンをザワつかせた“Dレックス”こと「ディストータス・レックス」。全長約15m、体重約9トンほどある巨大恐竜は、Tレックスをベースにしており、そこにコブダイのようにせり出したおでこ、ゴリラのようなたくましい2本の腕が加わったユニークな見た目がインパクト抜群だ。
また小型肉食恐竜と翼竜を掛け合わせたような存在で、コウモリのような薄い羽を持つ体高約3mの「ミュータドン」など、人類の傲慢さによって生みだされてしまったミュータント恐竜たちにも注目だ。
様々なフィールドの恐竜が大暴れし、その恐ろしさや神々しさを見せつけてくれる『ジュラシック・ワールド/復活の大地』。恐竜が大好きな人は迷わず劇場へGO!
文/サンクレイオ翼