浜辺美波&目黒蓮W主演『ほどなく、お別れです』幻想的なティザービジュアル&“最高の葬儀”を目指す2人の場面カット
小学館文庫小説賞の大賞受賞作で、現在累計40万部を突破した長月天音の同名小説を、浜辺美波、目黒蓮W主演で映画化した『ほどなく、お別れです』が2026年2月6日(金)に公開される。このたび、本作のティザービジュアルと場面カットが解禁された。
葬祭プランナーとは、遺族の希望に沿って故人に合った葬儀を提案し、すべての手配と進行(葬儀の段取り、会場設営、式の進行など)を執り行う仕事。本作は、就職活動に全敗して途方に暮れるなか、とあるきっかけで葬儀会社にインターンとして就職したヒロインと、そんな彼女を厳しく指導する指南役の葬祭プランナーがタッグを組み、“最高の葬儀”を目指す姿を描く。メガホンをとるのは、『アオハライド』(14)や『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(22)など、青春映画を中心にヒットを連発する三木孝浩。脚本は、『いま、会いにいきます』(04)、『余命10年』(22)などの原作ものから、連続ドラマ小説「ひよっこ」、ドラマ「最後から二番目の恋」シリーズなどのオリジナルまで幅広いジャンルの作品を多数生みだしてきた岡田惠和監修のもと、連続ドラマ「ライオンのおやつ」など、数々のドラマを手掛けてきた本田隆朗が務める。
新人葬祭プランナー、清水美空を浜辺が、美空をスカウトし厳しく指導する葬祭プランナー、漆原礼二を目黒が演じる。いま最も注目を集める2人が、初共演を果たす本作で、葬祭プランナーという新たな職業に挑む。
今回解禁されたのは、タンポポの花畑に佇む美空と漆原の姿を切り取ったティザービジュアル。「別れ」や「希望」の花言葉をもつ、まるで作品を象徴するかのような花、タンポポ。そんなタンポポが一面に広がる、現実世界とは思えない美しい風景のなかで、美空と漆原は、穏やかな表情ではるか遠くの空を見つめる。「あの人が、伝えたかった願い。あなたが、届けたかった想い。互いの気持ちが、つながり合い、最期の区切りへ。旅立ちの準備が整い、いつかまた、向こうの世界で、会えるときまで」というメッセージが添えられている。こちらのティザービジュアルは、本日8月1日より全国の映画館(※一部劇場を除く)にて順次掲出予定だ。
また、インターンとして働き始めた葬儀会社、坂東会館で、漆原の厳しい指導に心くじけそうになりながらも、様々な思いを抱える遺族と故人に必死で向き合う美空。そして、美空への人遣いの荒さとは裏腹に、遺族や故人に対しては誰よりも誠実で、納棺師としての顔も持つ漆原。対照的でありながら、ともに、遺族、故人が前を向くきっかけとなる “最高のお見送り”を目指し奮闘する2人を納めた場面カットが初解禁された。どこか愁いを帯びた表情を向ける美空と、真剣なまなざしで「納棺の儀」を執り行う漆原。そんな2人が起こす奇跡の物語に期待が高まる。
文/山崎伸子