【TOHOシネマズ ひたちなか篇】チェーン唯一のグッドデザイン賞受賞!?映画館にまつわる歴史&トリビアを大特集

【TOHOシネマズ ひたちなか篇】チェーン唯一のグッドデザイン賞受賞!?映画館にまつわる歴史&トリビアを大特集

今年、TOHOシネマズの全国17劇場がアニバーサリーを迎えることを記念し、現在TOHOシネマズ株式会社によるお客様への感謝を込めた“アニバーサリーキャンペーン”が実施中だ。MOVIE WALKER PRESSでは対象の17劇場のスタッフへの取材や当時の資料を徹底リサーチ!オープン当初の貴重な裏話、その映画館ならではの魅力やトリビアなどを深掘りする連載コラムを展開中。第10回は、創業20周年の「TOHOシネマズ ひたちなか」についてご紹介。

【写真を見る】TOHOシネマズでは唯一!グッドデザイン賞を受賞したTOHOシネマズ ひたちなかの円形の建物
【写真を見る】TOHOシネマズでは唯一!グッドデザイン賞を受賞したTOHOシネマズ ひたちなかの円形の建物TM & [c] TOHO Cinemas Ltd. All Rights Reserved.

ショッピングモール「ファッションクルーズニューポートひたちなか」敷地内にある当劇場は、2005年8月10日に、モールのオープンに先駆けて開業した。10スクリーン約1,700席の規模は、開業当初は県下最大級のシネコンで、前後110cm、左右60cmの特注ハイバックのワイドシートを全スクリーン全席に導入している。

開業時から5年間、マネージャーを務めていた社員に話を聞くと「水戸商圏だけではなく、栃木県や福島県など、県外からのお客様も多かったです。開業当初は夏休み期間ということもあり、ファミリー層が主体でしたが、商圏内人口は団塊の世代とその子どもたちが多いことから、40代以上の来場者が多く、平日も強い。作品によっては北関東地区で動員1位となる時もありました」と盛況ぶりを語る。

ゆったりしたワイドシートを全スクリーン全席に導入
ゆったりしたワイドシートを全スクリーン全席に導入TM & [c] TOHO Cinemas Ltd. All Rights Reserved.

オープニング作品は『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ』(05)、『星になった少年 Shining Boy & Little Randy』(05)、『劇場版NARUTO ナルト 大激突!幻の地底遺跡だってばよ』(05)など。


天井が高く広々としたロビー
天井が高く広々としたロビーTM & [c] TOHO Cinemas Ltd. All Rights Reserved.

1日の上映回数が最も多かった映画(7月10日時点)は、1位が『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(20)の34回、2位が『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』(25)の29回、3位が『名探偵コナン 緋色の弾丸』(20)の27回。チラシの減りが早かった映画は『プラチナデータ』(12)や『神様のカルテ』(11)、『忍びの国』(17)などの国民的アイドルグループ、嵐のメンバー主演作ほか、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』『劇場版 呪術廻戦 0』(21)、「劇場版ハイキュー」シリーズなどの人気アニメ作品だそう。

コンセッションの人気メニューは、「コスタコーヒー」「キャラメルポップコーン」「ホットドッグ」など。元マネージャーによると「私がいたころはフライドポテトも販売していて、おいしいとご好評いただいておりました」とのこと。

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