染谷将太、神尾楓珠、前田旺志郎、小澤征悦ら新キャスト一挙発表に!『ベートーヴェン捏造』シンドラーの愛が暴走する特報第2弾
<キャストコメント>
●染谷将太(アレクサンダー・ウィーロック・セイヤー役)
「19世紀ウィーンへのお誘いの連絡をいただいたとき、声を上げて『嘘だろ?』と前のめりになり、セイヤー役と聞いた瞬間には『なんてこった』と仰け反りました。大好きなバカリズムさんの台本を開けると、音楽室に写真が貼ってあるような歴史的人物たちが愛らしく人間らしく描かれており、ニヤニヤが止まりませんでした。関監督の新たな挑戦的な撮影方法は、もはやこれこそ映画でしかできない表現なのではと大興奮でした。魅力にあふれる本作の登場人物たちが奏でる壮大な歴史的ノンフィクションを身近に感じられるこの不思議な世界観。ぜひ劇場のスクリーンで観て、サラウンドスピーカーで聴いていただきたいです!」
●神尾楓珠(カール・ホルツ役)
「題材と脚本にすごく興味が惹かれました。僕自身の撮影日数は少なかったのですが、現代的でいままでにないようなセットでの撮影だったこともあって、楽しく参加させていただきました。衣装や髪型にもとてもこだわりを感じました。また、山田裕貴さんと古田新太さんと久しぶりにご一緒できたことも嬉しかったです。きっと新しい発見がたくさんある映画になっていると思うので楽しみにしていてください」
●前田旺志郎(カール・ヴァン・ベートーヴェン役)
「裕貴さん、古田さんをはじめ、素敵なキャスト陣との共演にわくわくしてました。また、バーチャルプロダクションで作られた世界での撮影も初めてだったのでどうなるのかと楽しみでした。現場では古田さんが色んな話をされていて、特にANNのパーソナリティを古田さんがやられていた時の話などめちゃくちゃで衝撃的なお話をお聞きできて楽しかったです(笑)シンドラーを中心にベートーヴェンやその家族を描いていくのが大変おもしろく、いままでにないベートーヴェンの物語だと感じました」
●小澤征悦(ニコラウス・ヨハン・ヴァン・ベートーヴェン役)
「今回オファーを頂いて、バカリズムさん脚本、しかもベートーヴェンの話、なおかつ自分の役どころがベートーヴェンの弟、と言うことで、いろいろ混乱しました(笑)。台本はもちろん面白かったですが、はたしてこのバカリベートーヴェンの世界観を映像化出来るのか、正直想像出来なかったですが、撮影現場に入り、その心配は吹き飛びました。ヨーロッパの映像美、そして古田新太さんのベートーヴェンは、ベートーヴェンにしか見えなかったです。新たなバカリワールド全開!お楽しみに」
●生瀬勝久(シュテファン・フォン・ブロイニング役)
「私は、ベートーヴェンの最後を看取る仲のよい友だち役だったので仲のよい古田くんを看取るというつもりで演じました。バカリズムさんの脚本は、セリフにしても表現にしてもとっても魅力的で、いくつもアンテナを張り巡らせているので、とても面白いものに仕上がっていると思います。ぜひ劇場でご覧ください」
●小手伸也(イグナーツ・シュパンツィヒ役)
「オファーをいただいた際、シュパンツィヒは、“ベートーヴェンより年下ながらヴァイオリンを彼に教えた盟友”とのことで、自分にどこまで演じられるか多少不安はあったんですが、よくよく調べたら“晩年太りすぎてヴァイオリンが弾けなくなった”とあり、ああ人柄採用かと(笑)。現場では、僕はヴァイオリンの練習、野間口さんは指揮、小澤さんは趣味のギターと音楽に囲まれる日々でしたが(笑)、基本的におじさんばかりで心地よかったです。鬼気迫る演奏シーンと、ユルっとした会話シーンの両極を楽しんでいただけたら幸いです!」
●野間口徹(ミヒャエル・ウムラウフ役)
「ベートーヴェンについては漫画で読んだ程度の知識しかありませんでしたが、シンドラーによって捏造された人間像だったのかもしれないと思うと恐怖を感じます。ただ、バカリズムさんの脚本で古田新太さんが作り上げたベートーヴェンは、腹立たしくも愛おしい人間になっています。きっと皆さんが知っているベートーヴェンより好きになって頂けると思います」
●遠藤憲一(フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー役)
「ベートーヴェン。初めて心奪われたのは17歳の時。交響曲第3番エロイカ。衝撃的だった。苦悩から歓喜のベートーヴェンの世界に涙した。そして今回、この作品の話をいただいた。大好きなベートーヴェンの話だからやりたいけど…ドイツ人の役だという。舞台ならまだしも映画だ。どういうこと???まぁでもバカリズムさん脚本と関監督、この二人なら間違いなくなにかやってくれるはず。そして撮影当日。なんかしれっと全部成立していた!楽しい作品になっています!」
文/鈴木レイヤ