中島健人、映画『スーパーマン』に大興奮!自身の境遇と重なる場面とは?「ファンの言葉は、僕にとって最高のエネルギー」

インタビュー

中島健人、映画『スーパーマン』に大興奮!自身の境遇と重なる場面とは?「ファンの言葉は、僕にとって最高のエネルギー」

「ファンの方たちの熱い想いがあるから、ステージの上で生きていられる」

アイドル、アーティスト、俳優として多忙な日々を送る中島。2024年にSexy Zoneを卒業し、現在はソロとして活動を行っている。そんな中島は人間らしさを前面に出した新しいスーパーマンを特別な想いで受け取ったようだ。「ソロになって心掛けていることのひとつが、人間らしさの表現なんです。作品をつくるうえで、自分自身の血となり肉となったものをしっかり投映することで作品をより理解してもらえていると感じています。だから創作の世界だけでなく、リアルも混ぜた作品を届けることを意識しているんです」。

人間らしさがより強調され、誰もが共感できるスーパーマンとなっている本作
人間らしさがより強調され、誰もが共感できるスーパーマンとなっている本作[c] &TM DC[c]2025 WBEI

その姿勢はコンサートのセットリストでも貫いているという。「自分でセットリストを作るのがとても楽しいんです。誰かが敷いた線路ではなく、自分の設計図を全力で走って失敗したら仕方ない。でも成功したら皆で万歳です。支えてくれているスタッフやチーム、ファンの方たちの熱い想いがあるから、自分はステージの上で生きていられると強く感じています。だからいま、ライブがすごく楽しいです」。

中島健人が語る、“スーパーマン”的なアイドル像は?
中島健人が語る、“スーパーマン”的なアイドル像は?[c] &TM DC[c]2025 WBEI

自分の信じる道を貫いた結果、SNSを中心に批判にさらされてしまうスーパーマン。その姿を目にした時、SNSと距離を置いていたころを思い出したと明かす。「ロイスと口論するシーンで、『僕はSNSは見ない』と言ったクラークの言葉はちょっと心にしみました。あのころはネガのエネルギーはいらないと、見ていなかったので」。SNSを再開したのは、中島のファンである「U:nity(ユニティー)」の存在が大きかったという。「自分が作った楽曲をすごく盛り上げてくれたんです。背中を後押ししてくれるファンの言葉は、自分にとって最高のエネルギー。だからクリプトナイト(スーパーマンの弱点である鉱物)はできるだけ見ずに、エネルギーだけもらっています」。

表現者としてスーパーマンであり続けたいという中島は現在、自分を信じてやりたいことに集中しているという。「10代、20代、30代と年代ごとに表現できるアイドル像は違うと感じています。昔はプレッシャーのため、自分の中で鎧を着て強く見せていました。でもいまは取り繕わず、無理なものは無理、したいことはしたいとはっきり言うようになりました」と、したいことは変わっても、そこにブレはないと語る。「その時々に強い幹を持ち、そこに一貫した自分を持つことが大切だと思います。そういう意味での超人性を皆さんに伝えたいということですね」。

「とにかく健康でいることが大切」と語った中島健人
「とにかく健康でいることが大切」と語った中島健人[c] &TM DC[c]2025 WBEI

そのために心掛けているのは健康的であること。「自分は周りを盛り上げる、楽しくさせるのが好きなんです。だから超忙しい“スーパーマンスケジュール”は大好物。そのためにはスーパーヘルシーが大事です。健康であることは、家族やスタッフ、ファンなど回りのすべての人たちを豊かにするのに欠かせないので。僕の健康の秘訣はお風呂に入ること。血流を巡らせるのは身体的回復につながるので、お風呂は毎日入っています」。


「端的に言ってしまえば、スーパーマンはすごい!」

『スーパーマン』は7月11日(金)日米同時公開!
『スーパーマン』は7月11日(金)日米同時公開![c] &TM DC[c]2025 WBEI

誰もが共感できるヒーローとして生まれ変わったスーパーマン。長年その姿を追い続けた中島だが、本作の魅力を突き詰めると気持ちよさだという。「端的に言ってしまえば、スーパーマンはすごいんです。重いものを軽々と持ち上げ、投げ飛ばすその活躍はかっこいいのひと言。とにかく観ていて気持ちいい、スカっとできる映画です」。

取材・文/神武団四郎

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