ノストラダムスにマヤ暦、聖書からの引用など、世界滅亡を描いた予言映画たち

コラム

ノストラダムスにマヤ暦、聖書からの引用など、世界滅亡を描いた予言映画たち

予言に振り回されるのではなく、エンタテインメントとして割り切ることが大事

これらの映画を観て気づくのは、映画で描かれる予言は人類滅亡や世界滅亡といった終末論が多いこと。そして、映画の分野では、それがホラー的な恐怖発生装置として機能している。とはいえ科学的な根拠があるわけではない。実際、エメリッヒ監督は『2012』について、これはあくまでエンタテインメントであり、科学者が見たら笑ってしまうだろうと語っている。

新約聖書のヨハネの黙示録をモチーフにしている(『第七の予言』)
新約聖書のヨハネの黙示録をモチーフにしている(『第七の予言』)[c]Everett Collection/AFLO

近年の酷暑に地球温暖化の影響が見て取れるし、世界情勢も悪化している。滅亡の予言は、そこから発生するものを言い当てているのかもしれない…。不安な世の中ではそう信じたくなるのも無理はない。

運命を受け入れ、一瞬一瞬を大事にすることに(『ノウイング』)
運命を受け入れ、一瞬一瞬を大事にすることに(『ノウイング』)[c]Everett Collection/AFLO


しかし先に述べたとおり、予言はエンタテインメントでもある。安易なミームに踊らされるより、進んで踊るほうが楽しい。予言に反して、世界は1999年も2012年も、そして2025年も破滅を免れた。2026年も、大災害が現実にならないことを祈りつつ、振り回されない強い心を持ってみてはいかがだろう。

文/有馬楽

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