ぱーてぃーちゃんが超高速映画『F1(R)/エフワン』を語り尽くす「ただのレースの話じゃない!」「没入させてくれる」
「同じ映画を2回観ることはあまりないけれど『F1/エフワン』に関しては何度でも観たい!」(信子)
――皆さんソニーがめちゃくちゃお気に入りのようですが、ほかに気になるキャラクターはいましたか?
きょんちぃ「ジョシュアの母ちゃんも好き。内情を知らないから親として大けがした息子のためにソニーにブチギレするのもすごくわかるし。だけど、いろいろと知ってからはソニーがいいヤツだって認めている。超いい配役!って思った」
すがちゃん「実は、お母さんがソニーにブチギレてるシーンでは、ジョシュアのほうが印象に残っているかな。自分の責任だとわかっているのに口に出さないという。その後、シミュレーションで何度もレース中の失敗したところを再現して成功する。実力と努力で乗り越える、言葉にせずに行動で全部見せるところもいいなと思ったし、そこに親子の絆とソニーとの絆が生まれた感じが見えてよかったと思いました」
きょんちぃ「なーんだ!自分のせいと気づいてないと思ってたのに。ちょっと悪い子だったのね、ジョシュア」
すがちゃん「自信過剰の性格を描いているからね。ソニーにはムカつくけれど実はっていうジョシュアの想いもあったということ」
きょんちぃ「これが洋画の深さか…」
信子「アハハハ!」
――関係性が魅力的なのも映画のおすすめポイントのようですね。F1ならではのチーム感みたいなところにはどんな感想を持ちましたか?
すがちゃん「一匹狼風のソニーだけど、作戦会議の時には盛り上げているところとか」
信子「チーム全員が、『コンバット!コンバット!(戦闘!)』ってテーブルをバンバンやるのも外国!って感じだよね」
すがちゃん「ちゃんとチーム作りするんだなって。ソニーが外れたあとにジョシュアも同じようにやっているのを見て、チーム作りもちゃんと学んだことも伝わってきたし。チームでついていく人間をしっかり祭り上げるというか、神輿に担いでいる感じがいてすごくいいと思いました」
――『トップガン・マーヴェリック』の製作チームが集結しています。“地上版「トップガン」”とも海外から評価されている本作ですが、共通点を感じたところはありますか?
信子「自分も乗り物に乗っている感じがするっていうところと、主人公の一匹狼感っていうのかな。ちょっと変わり者みたいな設定も似ているかも。そういう男を描くのがうまいチームだと思います」
すがちゃん「主人公の属性は一緒だけど、キャラクターは若干違うかな。でも、すべてを乗り物に注いでいるみたいな、正直異常者(笑)みたいなところは、映画に没入させてくれるというか。思考とか全部意味わからないし、理解できないけれどなんかわかるみたいな。全部魅力的に見えちゃうところが似ていると思います」
――没入というお話もありましたが、何度も観たい皆さんが次に観るならどのフォーマットで観たいですか?
きょんちぃ「断然、ScreenXです!観たことないから、『F1/エフワン』で体験したいです」
すがちゃん「マシンに乗ってる臨場感やばいだろうね」
信子「4DXがいいかなあ。めっちゃ楽しそう。同じ映画を2回観ることはあまりないけれど『F1/エフワン』に関しては何度でも観たい!」
すがちゃん「僕は音を楽しみたいから4DXとかDolby Cinemaかな」
きょんちぃ「あとは推しの森本慎太郎さんが出ているので日本語吹替版はめっちゃ観たい!100回観ます」
信子「アハハハ。でもうちも日本語吹替版でスラングチェックとかしたいかも」
すがちゃん「ブラピ公認声優の堀内(賢雄)さんの声も聴きたいし、ルーベンの声を担当した大塚(明夫)さんも大好きなので、僕も日本語吹替版観たい!」
――みんなにおすすめできると本作を絶賛の皆さんが特におすすめしたい方は?
信子「夢を決めきれていない若者かな」
きょんちぃ「ジョシュアみたいな生意気なヤツとか?」
すがちゃん「夢半ばの人たちかな」
きょんちぃ「30年経っても夢は叶う!いい大人を見つけて、いろいろ思考を変えながらやっていったらいい結果が待っているみたいなことを感じてほしいかな」
信子「若い男の子が観たら、将来ソニーみたいなかっこいいおじさんが増える未来が見える。だから子どもに観てほしいかも!」
すがちゃん「30代の中間管理職の方に観てほしいです。憧れを作ると仕事を頑張れると思うから、上にも下にも挟まれてしんどい時期の人におすすめしたいです。ソニーの仕事に対しての向き合い方とか、すごく参考になると思うんです。事故で離脱してからも、一度も夢を諦めていない。毎日ちゃんと筋トレをしているとか、生き方、向き合い方、粋なかっこよさから、なにかを感じてほしいと思います」
取材・文/タナカシノブ