入隊を控える“顔の天才”チャウヌ、歴代のハマり役で放った俳優としての魅力をプレイバック!

コラム

入隊を控える“顔の天才”チャウヌ、歴代のハマり役で放った俳優としての魅力をプレイバック!

抜群のルックスで漫画の登場人物を再現した「女神降臨」

数ある主演作のなかでもコレ1本として挙げるなら、やはり「女神降臨」は外せない。今年、日本での映画リメイク版が公開された本作は、容姿にコンプレックスを抱える女子高生ジュギョン(ムン・ガヨン)がメイクの力で誰もが振り向く“女神”へと変身を遂げ、2人のイケメン男子と恋の三角関係を繰り広げるラブコメディ。

照れくさくなるような漫画的キャラクターもチャウヌが演じれば説得力抜群だ(「女神降臨」)
照れくさくなるような漫画的キャラクターもチャウヌが演じれば説得力抜群だ(「女神降臨」)[c]Studio N / courtesy Everett Collection

チャウヌが演じたのは、漫画喫茶での遭遇をきっかけにジュギョンのすっぴんを知る唯一の存在となる同級生のスホ。ホラー漫画が好きという共通点を通じてジュギョンといい間柄に進展していく役どころだ。

すべてにおいて完璧だがぶっきらぼうなツンデレというウェブトゥーンらしいキャラクターも、美しすぎるビジュアルや麗しいオーラで違和感なく演じ、その再現度はマンチッナム(=漫画から出てきた男)と呼ばれたほど。ファン・イニョプ演じるソジュンと恋の火花を散らし合う男らしい様子までチャウヌの魅力を味わうにはもってこいの一作だ。

シリアスな演技で新たな一面を開花させた『デシベル』

短髪になってもハンサムなチャウヌを楽しめる(『デシベル』)
短髪になってもハンサムなチャウヌを楽しめる(『デシベル』)[c]2022 BY4M STUDIO, EASTDREAM SYNOPEX CO., LTD, MINDMARK Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

ドラマだけでなく映画にも活躍の場を広げているチャウヌが2022年に出演したのが『デシベル』。5万人の観衆のなかでサッカーの試合が行われるスタジアムに、騒音がある一定のデシベルを超えると爆発する騒音反応型爆弾が仕掛けられ、大惨事を止めようとする元海軍副長と天才爆弾魔の戦いが繰り広げられる。

手に汗握るクライムサスペンスで、チャウヌはこれまでとはひと味違うシリアスな役どころにチャレンジ。海軍潜水艦ハルラの乗組員で、鋭い聴覚を生かして水中の音響情報を分析、識別する“海軍潜水艦音響探知下士官”チョン・テリョンという物語のキーパーソンを演じている。

シリアスな演技も見事にこなしている(『デシベル』)
シリアスな演技も見事にこなしている(『デシベル』)[c]2022 BY4M STUDIO, EASTDREAM SYNOPEX CO., LTD, MINDMARK Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

髪を短く切りそろえた顔に浮かべるまっすぐな眼差しなど、強い信念を持つキャラクターを表現した精悍な姿は新鮮。劇中歌「LOVE SAILING」では美しい歌声を披露するなど、様々な面からチャウヌの魅力を堪能できるはずだ。


兵役まで1か月ほどとなったいま、アーティストから俳優までオールラウンダーとして活躍してきたチャウヌの軌跡を、『CHA EUN-WOO VR CONCERT : MEMORIES』を含むこれらの作品で振り返ってみてはいかがだろうか?

文/サンクレイオ翼

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